時空絵巻 42頁  おまけトーク(引き寄せの話)

「栄枯盛衰」

形あるものはいずれ壊れ
生ある命はやがて死ぬ

それは自然の摂理であるだろう
一瞬の移ろいこそが永遠なのだから

国はいずれ崩れ落ち
その上に新たな国が経つだろう

永遠の都などこの世界にはそんしないのだろうか

そう―桃源郷と呼ばれた永遠とも言えるような楽園のような場所…
そんなものはこの世界にないのだろうか…

螺旋のような争いは階段のように洗練されていく
武器はより凶刃に 戦術はより残虐に
戦略はより綿密になり 争いはより苛烈になっていく

その果てに築いた帝国すらも
やがて滅ぶのだ―それを歴史が証明している

国の変遷は民と王の試行錯誤の歩みであったとも言えるだろう
いわば人類は生き残るために幾多の失敗を得てきたのだ

海の彼方に争いを忘れた民族があるのなら
陸の果てに牙を研ぎ続ける民族もまたあっただろう

既に平和な世界は終わったのだ

食うか食われるか
そこは支配されるか略奪するかの世界でしかない

平穏は新たなる争いの序曲の間奏でしかない

死神は闇から訪れる
それは決して見えない場所から音もなく忍び寄るからこそ恐ろしいのだ

見えた時には遅い
その牙は振り落されるだろう

between

形あるものはいずれ壊れ
生ある命はやがて死ぬ

(それは)自然の摂理は(であるだろう)
一瞬の移ろいこそが永遠(なのだから)

国はいずれ崩れ落ち
(その上に)新たな国が立ち(経つだろう)

永遠の都などこの世界には存在しないのだろうか

(そう―)桃源郷と呼ばれた永遠とも言えるような楽園のような場所…
そんなものはこの世界にないのだろうか…)

螺旋のような争いは階段のように洗練されていく
武器はより凶刃に 戦術はより残虐に
戦略はより綿密になり 争いはより苛烈になっていく

(その)果てに築いた帝国さえも(すらも)
やがて滅ぶことを(のだ―それを)歴史が証明している

(国の変遷は民と王の試行錯誤の歩みであったとも言えるだろう)
(いわば人類は生き残るために幾多の失敗を得てきたのだ)

(海の彼方に争いを忘れた民族があるのなら
陸の果てに牙を研ぎ続ける民族もまたあっただろう)

既に平和な世界は終わっている(たのだ)

食うか食われるか
(そこは)支配されるか略奪するかの世界でしかない

平穏は新たなる争いの序曲の間奏でしかない

死神は闇から訪れる
(それは)決して見えない場所から音もなく忍び寄るからこそ恐ろしい(のだ)

見えた時には遅い
(その)牙は振り落される(だろう)

After

形あるものはいずれ壊れ
生ある命はやがて死ぬ

自然の摂理は
一瞬の移ろいこそが永遠

国はいずれ崩れ落ち
新たな国が立ち

永遠の都などこの世界には存在しないのだろうか

螺旋のような争いは階段のように洗練されていく
武器はより凶刃に 戦術はより残虐に
戦略はより綿密になり 争いはより苛烈になっていく

果てに築いた帝国さえも
やがて滅ぶことを歴史が証明している

既に平和な世界は終わっている

食うか食われるか
支配されるか略奪するかの世界でしかない

平穏は新たなる争いの序曲の間奏でしかない

死神は闇から訪れる
決して見えない場所から音もなく忍び寄るからこそ恐ろしい

見えた時には遅い
牙は振り落される

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