春夏秋冬 夏 Ⅳ
before
道に迷い 選択に戸惑い
この道が無駄ではないかと足を止める
そんな時に思い出すのは
道を歩んだ理由となる原風景だった
大地を支える幹であり 心が還る場所に
それはあったのだ
旅に出れば帰ることもなくなり
大地を支える大樹さえも思い出さなくなっていく
それはいつしか霧に覆われて見えなくなってしまう
しかしそれは見えなくともそこにあるもの
忘れてしまったことは消えたことにはならない
季節とは巡るものであり
想いとは蘇るものであり
それは何度でも出会うもの
その時
再び時は―その足は―動くのだろう
ただそこに見た光を信じるために
踏み出す意志に力が宿り
再び光を目指すだろう
between
道を見失い(に迷い 選択に戸惑い)
この道が無駄ではないかと足を止めた(る)
そんな時に思い出した(すのは)
道を歩んだ理由となる原風景(だった)
(大地を支える幹であり 心が還る場所に
それはあったのだ)
旅に出れば帰ることもなくなる(り)
いつしか(大地を支える大樹さえも)思い出さなくなっていく
(それはいつしか霧に覆われて見えなくなってしまう:表現が大げさ)
(しかし)それは見えなくともそこにあるもの
忘れてしまったことは消えたことにはならない
季節とは巡るもの(であり)
想いとは蘇るもの(であり)
(それは)何度でも出会うもの
(その時
再び時は―その足は―動くのだろう
ただそこに見た光を信じるために
踏み出す意志に力が宿り
再び光を目指すだろう)
前に言ってる感じがあるので、削除
(大地を支える幹であり 心が還る場所に
それはあったのだ)
いつしか(大地を支える大樹さえも)思い出さなくなっていく
(それはいつしか霧に覆われて見えなくなってしまう:表現が大げさ)
削除したこれらのパーツを使う。
霧に覆われたようなそれは未来ではなく
心が還る場所だったのかもしれない
大地を支える大樹であり 体を支える幹
心が還る場所=過去のこと
(その時
再び時は―その足は―動くのだろう
ただそこに見た光を信じるために
踏み出す意志に力が宿り
再び光を目指すだろう)
前に言ってる感じがあるので、削除
過去から始まった歩みが全てを支えていて
それが同時に未来をも照らしている
過去と未来 相反するものが同居している
という広がり、神秘。
after
道を見失い
この道が無駄ではないかと足を止めた
そんな時に思い出した
道を歩んだ理由となる原風景
旅に出れば帰ることもなくなる
いつしか思い出さなくなっていく
それは見えなくともそこにあるもの
忘れてしまったことは消えたことにはならない
季節とは巡るもの
想いとは蘇るもの
何度でも出会うもの
霧に覆われたようなそれは
未来ではなく
心が還る場所だったのかもしれない
それは大地を支える大樹であり
体を支える幹であり
心を支える意志であり
未来を照らす光だったのかもしれない
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