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待たせて怒られたけどありがとう

「いつまで待たせるんだ 」
今日の仕事はそんな怒鳴り声から始まった。9:30の予約なのに5分たっても呼ばれないことへの怒りの声だった。
その後、対応中だったのですぐに電話に出られなかった時に上司から言われたのが
「電話で人を待たせないで。自分だったらいやでしょ」

昨日、いい休日を過ごしたので今日は朝から気分上々だったのに。パンパンにふくらんだ風船から少しずつ空気がもれていくような感じ。ちょっと委縮して声が小さくなり、体が緊張で固くなる。おまけにケアレスミスまでする始末。

仕事が終わって帰り道、自分をねぎらった
「今日は自分らしくないミスをしたけど、そんなこともあるさ。言い訳しないでちゃんと認めて、丁寧に謝罪して、その後気をつけたからえらいわ。よくがんばったわ」

電車内で携帯を見ていた時に、昨日NOTEに投稿した自分の記事がたまたま目に飛び込んできた
「そうだ。幸せや楽しいと感じることをやろう」
帰宅してからベランダで、神門という自律神経を整えるツボにせんねん灸をしながら夜空を眺めた。月と星がきれい。美しいものを見るのが好き。夕食後にカボチャのムースとチョコレートのご褒美に満足。その後、エルトンジョンの「Can You Feel the Love Tonight」大好きな曲を聞く喜び。体の緊張はもう去っていた。もう過ぎたことは追わない。

ふと気づいた。1日に2度あった「待たせる」「待たされる」、これは今日の課題なのではないかと。

私はせっかちでいつも時間を気にしているところがある。待たされるのが苦手だし、相手にも早さを求めてしまうことが多い。
自分も相手も急かさない、心のゆとりを持ちたいと思っていた。今朝の2人の発言は、私が直したいと思っているところを客観的に見せてくれたのだろう。
そう考えると、怒られて感謝、叱ってくれてありがとう。

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ポエミスト朱見
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