その意味はあとからわかる

いつもなにをするにも直前にならないと準備をしない。
朝出かけるときも、時間に追われながら支度するのが常。
毎年年末の大掃除も、月末にまとめてやっていたのに
昨年は珍しく、12月に入ると早々に衣類の処分、カーテン替え、
不要な家具の処分、換気扇の掃除、窓ガラス拭きなど終え、
お正月に料理しなくてもすぐ食べられるようなお惣菜のパックなど
保存のきく食材の買い出しも終わっていた。
新年を迎える準備がほぼできた、と思った矢先に入院した。

お正月に一時外泊許可が出て帰宅した時、
大掃除や買い出しが終わっていることで慌てずに済んだ。
ひょっとして、入院、手術、しばらく家をあけるってことを
無意識ながら予感していたから、前倒しで行動していたのかな。
そう思うと、日々直感で行動することは、未来に向けての準備で
今はわからなくても、いつの日か、あの行動は正しかったんだ、
意味があったんだと、わかるものなのだろう。
今日も自分の内なる声に耳を澄ます。今日はなにをする？