お金のかかる趣味、お金のかからない趣味。
無趣味だ。
みんな趣味があって羨ましい。
村上龍氏の「無趣味のすすめ」という本をもう何年も前に読んだが
内容は忘れてしまった。偉大な作家氏も無趣味なのか、
と溜飲が下がる思いだった、気がする。
学生時代、バイトをするにあたって履歴書を書いたのだが
趣味の欄に「ダイビング」と書いた。
趣味というより〝趣味したい〟だ。
ライセンスじゃ持ってはいただが、行けて年1回。
就職してからは2、3年に一度行くか行かないかだ。
それを果たして趣味と呼んでいいものだろうか。
ダイビングはお金がかかることもさることながら、
海までいかなければならない。伊豆じゃ満足できない。
沖縄だのグアムだのサイパンだのちょっとバブリーなところで潜りたい。
機材を整えるとなるともうかなり高額になる。
海のそばにでも住まいないとやってられない。
旅行もゴルフもとにかくお金がかかる。
自分でビジネスをゴリゴリ展開している人は、
趣味なんてやってる場合じゃないかもしれない。
それはそれで猛烈に羨ましく思う。
情熱を燃やせる対象があるわけですからね。
鬼退治に心を燃やす煉獄さんの燃えるような、
それでいて萌えるような情熱だ。
煉獄さんのそれは「使命」で、
趣味などとナヨいものと比べてたら失礼だ。
まさに「使う命」、命を賭して鬼に立ち向かい、後輩を守り、
命を燃やした。
金のかかる趣味は使命、とかけ離れているな。
なんか、見えてきた気がするようなしないような。
ともかく、人は生まれたらからには
その命をどう使うか役割があるという。
それが「使命」。
果たして、my使命とは・・・
つづく。