悩めるアラフィフ女性の正解とは。メノポーズ/更年期を爽やかに乗り切る
身体が重いし、いきなり汗かくし、不眠が過ぎるし、色々あって不機嫌。
50歳前後でこんなふうになったりすることを、いわゆる更年期症状と言いますが、これまで何も感じなかったのにいきなりそうなることもあれば、徐々になる方もいるようです。
私も40代半ばの頃に、そういうことがこれから起こるかもしれないとか言うけど自分はそんなこと無い、更年期とか口にするのも若干嫌、、、とか思って「全然大丈夫」なテイを装っていました。
「更年期」の言葉がなんか嫌。
そんなわけでこれから記す言葉としては更年期ではなく、英語表示のメノポーズ(menopause)を略してメノ期と読んでみようと思います。
それで自分がなんだか救われる。
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メノ期には色んな症状があると思いますが、私に現れた症状は、
・ホットフラッシュ
・不眠
・イライラ、鬱っぽさ
・ヘバーデン
よく言われるこのへんは一通り体験しました。特に最初はホットフラッシュがきつかった。最初は桂枝茯苓丸(漢方)を病院で処方してもらい、それを服用することで少し症状を抑えていました。ただ、当然のことながら漢方薬というものはいきなり劇的に改善するものでは無いので、効いてるのか・・・?というレベルに症状が収まる、くらいの感覚ではありました。
かなり色んな体験をしましたので、少しずつ体験記は書いていこうとますが、やり方はよ!というせっかちな方のためにまずはこのnoteで現在までの流れをざっくり書きます。
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<メノポーズ初期>
・ホットフラッシュが始まる-48歳
・桂枝茯苓丸で緩やかに症状を抑えながら生活
・30代から抱える子宮内膜症、卵巣嚢腫が悪化。チョコレート嚢腫で手術宣告(80mm)-49歳
・手術をする前に新薬であるレルミナ(医者処方薬)で嚢腫を小さくする治療を試
す
<メノポーズ炸裂期>
・新薬で女性ホルモンの供給がストップ。メノポーズがこれまでに無いほど炸裂(ホットフラッシュ、不眠、頭痛、イライラ症状)
・最初の2週間のひどい辛さ。止めたいと連絡すると、聞いてる証拠だから2ヶ月我慢をしてくれという医者
・我慢できずに診察へ。医者「50mmまで小さくなったよ、薬は絶対に続けて!」私「嫌です。辛すぎる。手術するまでの準備期間という話だった、小さくなったなら手術に進みたい」医者「ここまで小さくなったら私からはもう大病院紹介できません」→ 話し合いが進まず、精神的にも病院に行けなくなる
・かかりつけ医師との信頼関係崩壊。友人に相談し、別の医師を紹介してもらう
<卵巣嚢腫改善期ー手術ー>
・相性の良い医者と出会う。かかりつけ医変更。調べ尽くして、お願いしたい医師の指名の紹介状を依頼。手術へ−49歳
・手術成功。担当医から「辛いならHRTを考えても良いのでは。へバーデンもすぐ治まるよ」と教えてもらう
<メノポーズ改善期>
・HRT(ホルモン治療)の開始。ル・エストロジェルとデュファストン
・症状が劇的に改善、快適な日常に
・食事改善と13キロのダイエット
<病気再発>
・子宮内膜症、卵巣嚢腫が再発、37mm。
<メノポーズ再燃期>
・HRT中止、桂枝茯苓丸とエクオール、運動などによる緩やかな改善
・ストップから半年。嚢腫が10mmまで小さくなる
・メノポーズがフツフツと再燃
<これからのこと>
・自分では気付きにくい、精神面のメノ期
・HRT再開
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詳細は少しずつこれから書いていきますので、詳しく知りたい方は是非この先も読んでいただければと思います。考えの違う方でも、体験記として少しはお役に立てるのでは無いかと思います。HRTをやっているのは日本人では2%程度で、体験記もまだ少ないと思います。フランスではほぼ半数の女性が取り入れており、安全性も高くそれだけ需要があるものです。
試行錯誤して自分の身体で試した結果、人間生きてるうちは快適に生きる道を通った方が絶対にいい!と心から感じています。正しい情報や人の経験は大いに活用して、改善できる問題は軽やかに取り入れていくことがとても自分にとって大事なことでした。
私は現在おひとりさまなのですが、周囲には支えてくれる方々がいました。自分だけでは気づかない体調や精神面の変化というのを周囲の人から教えてもらえたから今こうやって文字に残すことができます。
他人が指摘してくれること、経験した人間が残してくれた情報が本当に支えになっていきます。
私もその方々に感謝して、自分の情報を書き記しておきたいと思います。
人間じゃなくても文字でもなんでも、自分を支えてくれるものに少し甘えて生きていきましょう。
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