ぶわっ、と涙が出るとき
クリスマスお遊戯会なるものにでかけた。
2歳の娘が通う保育所を含め、何園かの合同で行われる、とても大がかりな会である。
今年の会場となったなんじゃら文化センターは、なんと園長が1年以上も前から予約していたそうだ。入ってみればたしかに、大人の催し物にも使われそうな、立派なステージのあるホール。小さいころからこういう舞台にあがる経験ができるのはまあ、いいことかもしれない。
プログラムには『赤鼻のトナカイ』など安定のクリスマスソングをはじめ、『おもちゃのチャチャチャ』などのお遊戯曲、さらに3歳以上では『おおかみと七匹の子やぎ』の劇など、あわせて14もの項目が並んでいた。
これを2時間で駆け抜けるように行うのである。0歳から6歳までをたんまり抱えてこのイベントをマネッジする労力に、心の底から敬意を表したい。
にじみ出る先生方の気合いにおそれいりながら、客席で気長に開始を待つ。
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