サラバ青春
久々に母校へ遊びに行くことになった。
原点回帰。
懐かしい匂い、空気、景色。
あの時感じていた想いや願望。
将来の夢。
それらを思い出せてくれる不思議な場所。
そんな過去とは裏腹に
当時の自分がまったく想像もしていなかった未来に現在の僕がいます。
想い出がたくさん詰まった場所。
そのままでいてくれたら、嬉しかったけど
そんな事はなくて。
不変なんてものはないのだと思い知る。
どうやら、僕らがお世話になった食堂が知らないうちに閉店したらしい。
いつも明るく迎えてくれた入り口には、
お別れの言葉が書かれた紙が貼ってありました。
閉店ギリギリまで友達と語らった事。
それを許してくれた店長がいた事。
こっそりご飯を大盛りにしてくれた事。
卒業する時にメッセージを送ってくれた事。
全部全部、大切な想い出がいっぱい詰まったここにしかない食堂。
もう、あの場所へは帰れない。
時代は流れ、住む人も変わって、街だって変わっていく。
仕方のない事だけど、ただただ寂しい。
想い出はやっかいです。
時が経つと美化されていくから尚のこと。
だけどそう思える記憶があった事も嬉しく思います。
今は少しだけ、過去に浸っていたいと思います。
サラバ青春。
最後まで読んでくださりありがとうございます。この記事を見つけてくれてたこと嬉しく思います♪