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ただただ、おいしいを語るだけ 〜蘭州ラーメン〜

今年に入ってから蘭州ラーメンブームが自分の中で密かに続いている。
ネットでお店を探しては、知らない町へ出向く。

「たった一つの行きたい」だけを目的にほんの小さな冒険を楽しむ。そんな冒険譚を少しだけ綴りたいと思います。

そもそも蘭州ラーメンとは

中国・西北部の甘粛省蘭州が発祥の麺料理。 中国西北部に多いイスラム教徒の人たちが食べる、豚肉などを使わないハラル料理でもあります。 10種類以上のスパイスと牛骨を煮込んだコクのあるスープと、手のべした細い麺の上にラー油やパクチーなどをのせて食べることが特徴です。

高田馬場・大碗蘭州拉麵

味も美味しいですが、ビジュアルがとても好きです。
ふわっと香るスパイシーな香りが食欲をそそります。

元々ラーメンが好きだった僕ですが、なぜ蘭州ラーメンにここまではまってしまったのか語らせてください。


器が美しい

広尾・ザムザムの泉

中国の代表的な磁器である青花瓷(せいかち)が美しい。青花とは、白地に青い顔料を使って描かれた模様や絵の具のことを指すのだとか。ラーメンというカジュアルな料理がとても華々しく見えます。

蘭州ラーメン専門のお店だと、お酢や醤油などの磁器も青花瓷になっていたりします。オーダーしてからの待ち時間も目で楽しめて幸せなひと時です。


麺の太さが選べる


広尾・ザムザムの泉
神保町・馬子禄牛肉面 神保町店

蘭州ラーメンの麺はオーダーしてから手打ちで作ってくれる麺です。お店によっては手打ちしている姿を目の前みる事ができたりしますので、職人技を楽しめます。

しかも麺の太さが6種類から選べます。多いところだと9種類あるお店も。

手打ちならではのモチモチして弾力のある麺が噛むたびに幸せにさせてくれます。小麦粉は正義、、。少し塩気があるとこも一度啜ったら手を止まらなくさせる要因だったり。

麺の太さはいつも悩みつつ、細麺にすることが多いです。
初めて食べるなら細麺が断然おすすです。

彩り豊か


亀戸・一盛

なんと言っても彩りが美しいです。
それもそのはず、蘭州ラーメンは「一清二白三紅四緑五黄」といわれ、5つの色を使うことが特徴です。

一清「スープは澄んだ(清湯)であること」
二白「大根」
三紅「辣椒(唐辛子油)」
四緑「スープにパクチー(香菜)、葉にんにくなどを入る」
五黄「麺が黄色がかっていることを表している」


ラーメンに大根?と思われるかもしれないですが、合うんです。食感がちょうどいいのです。ラーメンで言うところのメンマな役割でしょうか。
ラー油やパクチーが苦手な方は抜くこともできるのでご安心ください。

海外の雰囲気を堪能できる


新宿・牛家兄弟 新宿店

中国のソウルフードのせいか、来店される方は海外の方が多い印象です。日本語ではない言葉が飛び交うのは海外旅行へ来たような気分になります。キャッシュレスが進んでいるお店が多くてとても助かります。

各国系のお店は入りずらいよーという事でしたら、神保町にある「馬子禄牛肉面 神保町店」と広尾の「ザムザムの泉」がおすすめです。

久々に食レポを書きました。
食欲の秋にはまだまだ遠いですが、こう暖かくなるとスパイシーなものが食べたくなるのでついつい書いてしました。

最後まで読んで下さりありがとうございました。

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Poco
最後まで読んでくださりありがとうございます。この記事を見つけてくれてたこと嬉しく思います♪

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