モニター越し、憧れていたヒーローに、9年越しに逢えたよ
こんばんは。
先週金曜日の夜、大学時代の大切な友人と一緒にUVERworldの「男祭り」に参戦してきました。
過去最大規模の男祭り、45000人の男たちが集合する前代未聞の空間でした。
周りを見渡すと、10代から20代がほとんど。僕がUVERを好きになったのは10年以上前だけど、今も若い世代から支持されているのは、本当にすごいと思う。
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ー会場に入るやいなや熱気に包まれる東京ドーム
雄叫びがあちらこちらで聞こえてくる。拳を上げて会場を鼓舞するファンもあちこちに。開演一分前になると、怒声にも似たカウントダウンが始まる。十秒前になると、もう何を発しているのか分からなくなるほどのウネリ。10、9、8、7、6、5、4、3、2、1.....
ーーゼロ。
暗転する会場。眩くスポットが当たるセンター
彼らが、登場した。爆音と呼ぶに相応しい鼓膜を突き抜ける歓声。
(.....やっと出会えた)
ーその爆音が自分のものである事に、時間は掛からなかった。
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2011年、春。
それは僕がUVERにどハマりした季節でした。
公式HPに上げられた一本のムービー
【LAST tour 2010 国立代々木競技場第一体育館】でのMC
「もっとすげぇ景色見せたい!だから、俺たちは東京ドームライヴを決めた!」
「もう嫌なんだよ!叶わなかった夢はいくらでもある。でもやらずに終わるのは嫌なんだよ」
痺れたなんてものじゃない。画面越しに心が震えたのを覚えている。
初の東京ドームでのLIVE告知だった。
その後も何度も何度もムービーを見直しては、心を震わせて自分を鼓舞していきました。何度救われてきたのか分からない。
残念ながら、初の東京ドームへ参戦する事は出来なかったけど、次東京ドームでの開催が決まったら行こうと思っていました。
*
距離なんか感じさせないほど、熱量が会場の奥まで伝わってくるほどの熱。
月並みな言葉になってしまうけど、「凄げぇ」の一言に尽きてしまう。
過去の曲も。歌い上げてくれた。
イントロを、忘れる訳がない。まるでこれから、ラスボスへ挑みにいくような緊張感と高揚感が混じった導入。
「激動」
リリースされたのは確か高校の時だった。
(こんな格好いい曲作れるんだ。LIVEで歌ったら、めちゃめちゃ盛り上がるんだろうなぁ)
あの時の、思いが、胸に滲む。
懐かしいなぁ、憧れていたなぁ...。
東京ドームが9年ぶり、随分と時が経った。
ーすっかり大人になった。
あの時と変わらず輝き続けるUVERworld、いやあの時以上に輝いている。
胸の盛り上がりとは別に悲しさがこみ上げてくる。
(自分は間違ってしまったのか、求めていたものは何だったんだろう)
LIVE中であるのに、だんだん心は迷子になっていく。
どうしよう....。せっかく楽しみに参戦したのに。何故だか直視できなくなってくる…。
「やりたいことをやればいいんだよ。幾つになっても関係ない。」
「やりたい事をもっとやっていいはずなんだよ」
「やりたい事をやってると、何かと嫌なことを言ってくる奴らはいっぱいいるよ」
「だけどね、忘れんな。お前が、あなたが、君が、やりたい事をやって喜ぶ人間がここには6人いる事を忘れんな」
迷子になった心を繋ぎ止めてくれる。
昔と変わらずに。
彼らのメッセージはずっと変わらない。
「お前がやりたい事をやれ。人生を楽しめ」
歌が、曲が、姿勢が、生き方がそう物語っている。
ー心のサビが取れていく音がした。
「俺らにとってUVERworldは遊びじゃない。ビジネスでもない。俺らにとってUVERworldは人生だ!」
いつかそう言いたい。そう言える人生を生きていたい。
だってめちゃめちゃ格好いいから。
もらったモノは大きく、それをやすやすと忘れてしまいたくない。
一日一日を大切に生きよう。
ー5年先なりたい自分を描いて、今日を生きていく
最後まで読んでくださりありがとうございました。