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今日はフランス語ワンフレーズをメインにーエージェント物語S1E3

今日は久しぶりの大雨でしたね。でも、雨がふりつつ寒さ自体は和らいだのかなと思ったり。春が来るのは嬉しいですが、そういえば春服を全然持っていないなとふと気づいた今日この頃です。

親子出演と、国税調査

エージェント物語、シーズン1のエピソード3は、親子出演。ローラ(娘)とナタリー(母)は一見仲良さそうな母娘に見えますが、仲が良いからこそ保たなければならない母と娘独特の、適度な距離感に、男性陣マネージャーであるガブリエルとマチアスが奔走するお話です。

時を同じくして、ASK事務所は国税調査を受けることに。監査官であるコレットは、実は以前アンドレアがマッチングサイトで酷い振り方をしていた張本人。何事も一筋縄にはいかないことだらけの設定ですが、やっぱり話の面白さはピカイチです。

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(elle.frより引用、左が母ナタリー、右が娘ローラ。ちなみに夫であり父はかの有名なジョニー・アリディ!!)

厳選!フランス語ワンフレーズ!

さてさて、前回は字数制限ゆえの字幕の不足部分についてフォーカスしましたが、今回はレビューからも字幕ツッコミからも少し離れて、「使える!フランス語日常会話!」なセリフにフォーカスしていきたいと思います。

映画やドラマって、主人公間の会話で話が進むかこそ、ナチュラルな表現で溢れているので、会話の上達にはもってこいですよね。

そこで、勝手に厳選!S1E3の使えるフランス語ワンフレーズ!
これもシリーズ化してちょこちょこ今後加えていきたいと思います。

①お父さんは迎えにくるの?

Il vient te chercher?

chercher 自体は探す、と言う意味ですが、このvenir(来る)とセットで使うと迎えにいく、同伴する、の意味になります。

ちなみにこのchercherと言う単語、大人しい雰囲気の単語のわりに実は喧嘩の始めのシーンでよく使われることもあります。

Tu me cherches?

と相手に言われたら、迎えにきてくれる?と勘違いしてうっかり「Oui」と答えてしまわないように!

この場合は「喧嘩売ってるのか?」と言う意味になりますので、気をつけてください。

フランス語って奥深いですよね••、なんでこんな大人しい単語がそんな意味に・・・!!と、私も初めて知ったときは衝撃を覚えました。

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続いてはこちら。

②自分の意に反した行動をしてしまう

La balle dans le pied(Se tirer la balle dans le pied)

直訳すると、足に弾丸、と言う意味ですが、弾丸は普通人に向けるもの。それを自らの足に撃ってしまう、つまり自分の意に反した行動をしてしまうことを表現するために使われるフレーズです。

この表現、ガブリエルが監督になんとかローラの再考を依頼するために使っているのですが、字幕では「墓穴掘り」と訳されていました。

確かに短い字数制限の中「自分の意に反して」はあまりに字数が多すぎる、かつ、それだけでは伝わらなさすぎる。

字幕翻訳者さんの腕の力を感じました。

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ではでは〜

えむけい



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