『off line day: デジタルデトックス』 てくてく通信+🎈 #05
こんにちは、英会話Oneのただともこです。読む瞑想マガジンへようこそ。
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あなたの毎日の底に静かで気持ちのいい音楽が流れますように。
Off-line day
クリスマスとお正月が近づいてきました。準備はいかがですか?私は今年はノルウェーにクリスマスプレゼントを送らないので、カードを準備しています。お正月に届くと年賀状ぽっくっていいなと思っているのですが、皆さんは、身近な人に何を用意していますか?
不思議なもので、こういうものは、義務になってしまうとさっぱりつまらないものです。でも、やりたくて、たまたま機会があるとうれしくて、ついつい包装に凝ってみたり、わくわくしながらプレゼントを選んだりできます。
さて、私は週に1回、24時間オフラインの日があります。きっかけはアメリカの友達が宗教上の理由で週に24時間オフラインになるということを知ったことでした。面白いなと思ったのです。確かにその24時間は貴重ですが、その前や後に用事を済ませておけば、24時間くらいなんともないのです。オンラインで遠くのものや人に思いをはせるのではなく、週に24時間、目の前の人に、家族に集中しようというのが意図です。
実際にやってみるようになって、1週間の質が変わりました。緊急の時は電話があれば大丈夫です。その電話さえ、めったに使いません。四六時中オンラインの私たちの生活は24時間くらいオフラインになったところで、大して変わることはないのです。でも、私の染みついた癖は、オンラインでいることに依存しているので、あたかも、そうすることが楽かのように気が付くと画面を触っていたりします。でも、全然楽じゃない。
具体的な効果は、夢の中に現れました。夢がいつもより鮮明なのです。いつも、オンラインでいるときに見ている夢は、もっと輪郭がぼやけています。でも、夢がよりはっきりとしたものになって、集中力が高まっていることがわかりました。調子が悪く、コンディションが悪いときは、この24時間はただの編み物の時間になって、そんなに楽しめません。でも、調子がいいときは、またとない自由の時間になります。散歩に行ったり、新しくやりたいことを始めたり(最近は揚げ物でした)、家の中を片づけたり、人に会ったり。これは素敵な時間です。
昔はみんなずっとオフラインでした。電話が鳴るのだって、とても稀有なことだったはずです。オンラインになって自由や選択肢が増えたはずの私たち。実は、それに縛られていることも多々あります。自由な選択が足かせになっていることに気が付いた時、何ができるでしょうか。足かせにしているのは、他でもない私たちです。せっかくのオプションであるオンライン、上手に使えるようになりたいです。
24時間オフラインのやり方は簡単です。身近な人に「週1でオフラインだよ」と伝えておき、返事ができなかった人には、オフラインディでしたと伝えながら、広めてゆくだけです。みんな、これをやりたいと思っているようで、それで理解されたことは多々ありますが、責められたことは一度もありません。是非、やってみてください。簡単です。
Oneのオフラインディは12月から火曜日と水曜日になりました。水曜日はメールを見ています。皆様も休日を存分に楽しんでください。
(初出:2017.12.9)
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