適性検査SPIにハマっている話

企業が人材の採用を行う際、
応募者の能力や人となりを把握する目的で「適性検査」と呼ばれるテストを行うことがあります。
2020年の調査によると、87.8％の企業が「適性検査」や「筆記試験」を実施しているそうです。
その適性検査の1つが、リクルートマネジメントソリューションズが独自に開発した「SPI」です。

現在夫が絶賛転職活動中でして。
ある企業の試験にこのSPIがあるんですね。
以前にもこのテストを受けたことがあるのですが、
そのときは「適性検査だし事前学習しても意味ないから」といって特に対策はしていませんでした。

私自身、面接と小論文以外の就職試験を受けたことがなく、
なにも助言できることがなかったため夫に任せていました。

でも、今回こそは受かりたい夫。
なんとか私も力になれないかと、
SPIについて色々調べてみることにしました。

すると、まんまとハマってしまったんです（笑）

SPIでは、性格特性や基礎的な知的能力といった、
職務・職場行動の基礎となる、
短期間では変化しにくい個人の資質を測定します。
応募者の人となりはもちろんのこと、
どのような仕事に向いていてどのような組織になじみやすいのか、などが分かるそうです。

また、SPIの内容は大きく2つに分類されます。
1つは働く上で必要となる知的能力を測る「能力検査」、
もう1つは、応募者の人となりを把握するための「性格検査」です。

能力検査

能力検査は、知的能力を測る検査です。

具体的には、「言語分野」と「非言語分野」の2種類の問題を通して、コミュニケーションや思考力、
新しい知識・技能の習得などのベースとなる能力を測っています。

言語分野では、言葉の意味や話の要旨を的確に捉えて理解できる力を測る問題、
非言語分野では、数的な処理や、論理的思考力を測る問題が出題されます。

性格検査

性格検査は、日ごろの行動や考え方に関する質問から、
その人がどんな人なのか、どのような仕事や組織に向いていそうか、などを把握するための検査です。

具体的には、日常の行動や考え方について複数の質問項目が提示され、どの程度自分にあてはまるかを選択していきます。

この能力検査が、とってもおもしろい！
おそらくすべての問題が中学生レベルなのですが、
全っ然解けないんです！笑

ゆっくり思い出して考えればわかる問題でも、
１問１問に時間制限が設けられているのでスピード勝負なところもあるのです。

例題文を一つ、出してみましょう。

入館料が大人1000円、子ども500円の映画館がある。
大人・子どもを問わず。入館者の合計人数が20名を超える場合には、入館者全員の料金が大人は20％割引、子どもは60％割引となる。
大人20名、子ども10名で入館する場合、1人あたりの平均の入館料は次のどれか。
１．200円
２．525円
３．550円
４．600円
５．633円

どうですか？
パッと解けますか？
私はスケッチブックに数式を書きなぐって解きました。

答えは、４．600円 です。
【解説】
入館者数の合計が20名を超えているため、割引条件を満たしています。
大人は、1000円×0.8×20名＝16000円
子どもは、500円×0.4×10名＝2000円
合計額は、
16000円＋2000円＝18000円
1人当たりの平均額は、
18000円÷30人＝600円
・・・となります。

正直、難しいなと思いました。
新卒生ならばもっとスラスラ解けるのかもしれません。
社会に出て10年以上も経つと、問題の解き方すらなかなか思い出せないのです。

特に夫は数学が大の苦手で、
確率の問題やこういう計算する問題はちんぷんかんぷんのようです。

一方私は、数学が一番好きでした。
わからない問題が多いけど、解説をみると学生時代を思い出して熱中してしまうし、
解けるとすっごくスッキリするんです♪

夫は悪戦苦闘していますが、
新しい夫婦の時間ができて私としては嬉しい限りです。

SPI攻略関連の記事も沢山読ませていただいてます。
noteには、たくさんの知りたい情報が溢れていて便利ですね。

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