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岩手県一関市がすごく素敵な場所だった話

先日、仕事の関係で岩手県は一関市に行ってきました。

一関市は初めて降り立つ地で、上野駅から一ノ関駅まで東北新幹線・やまびこで2時間半ほど。
タブレットで漫画を読んでいると意外とあっという間です。

到着し新幹線から降りると、東京より涼しい。
涼しいイメージを持っている東北ですが、意外と東京と暑さは変わらないといった前情報を聞いていたため、やっぱり東北じゃないかと心の中でつぶやきます。

今回は会社メンバー7人で一関出張。
7人乗りのレンタカーに乗り込み、ホテルへ向かいます。

宿泊したのは、亀の井ホテル一関
高い立地にあり、とても眺めが綺麗でした。

ホテルに到着後は、12~19時までほとんどぶっつづけで缶詰ミーティング。7月入社の新米なので、参加していただけでほとんど発言はしていませんが、なかなかに疲れました。。

その後は夕食。
宿泊につけてもらった夕食で、しゃぶしゃぶや三陸産の海鮮などがいただける会席でした。

夕食後は解散し各自の部屋へ。

缶詰ミーティングによって事務処理やメール返信が溜まっていたものの、22時過ぎに終わらせ、せっかくなので閉店1時間前に大浴場の温泉に行きました。

平日かつ遅い時間のためか、浴場内には数人しかおらず、とても快適に入浴することができました。

といっても、温泉というのはどうも手持無沙汰ですぐに飽きてしまうため、いつも15分ほどで上がってしまいます。

今回の温泉では、化粧水風呂というのが印象的でした。

翌朝は7時からの朝食に備えて、6時に起床。

朝食はビュッフェ。
ひとりで自由に食べたかったですが、メンバーで一緒に食べるということで、仕方なく4名でいただきます(涙)

意外に品数が多く、胃の容量を考え厳選するのが辛かったです。

一関はお餅が有名なのか、朝食にも夕食の鍋にもお餅がありました。

朝食を終え、8時半に厳美渓へ出発。

この日は天気がとても良く、朝早い時間でありながらすでにかなりの暑さでした。

快晴!美しい水流。

ここで最も印象的だったのは、空を飛ぶ「かっこうだんご」。

このかごにお金を入れて、ハンマーで板をカンカン叩くと、

ワイヤーを伝ってカゴが川の向こう岸のお店に回収されます!

そしてお店の方によりお団子とお茶が入れられたカゴが戻ってきます。

郭公(かっこう)だんご、パフォーマンスもすごいですが、おだんご自体も本当に美味しかったです!!

みたらし、ごまあん、こしあんの3本入りで500円。

とーっても柔らかいお餅でした。今回はごまをいただきましたが、他の味も食べたかったなあ。

一串におだんごが5個!

次の目的地への道中で、顔のある岩を発見。

時間に余裕もあったので、車を停めて寄り道です。

達谷窟毘沙門堂というお寺でした。

御朱印もいただきました。

3種類ありましたが、姫という字が印象的だったこちらに。

毘沙門堂は岩壁にめり込んでいます!

中では「最強の御札」というものを販売しており、メンバーの2人が購入していました。

岩壁の顔は、顔面大佛様だったようです。

広くはありませんでしたが、池がある綺麗な境内でした。

急遽の参拝後は、本来の目的地であった毛越寺へ。

世界遺産のようです。

ちょうどその日は月に1度の縁日法要の日で、本堂内を拝観することができました。

まるで極楽浄土のような大泉が池には、空や木が映りとても美しかったです。

御朱印もいただきました。

毛越寺の後は待ちに待ったお昼ごはん。
Ark館ヶ森へ。

オーガニックレストランで、ランチはビュッフェです。
メニューのほとんどが自家製だそう。
種類は多くはありませんでしたが、どれも本当に美味しかったです。

こちらは基礎代謝1900キロカロリーの男性のワンプレート(+α)

オーガニックハーブティー。ストローはなんと稲です!

年を取ってあまり量を食べられなくなった自分を呪いたいくらい、もっとたくさん食べたかったです。

食事の後は牧場内を移動します。
とても広いためとても歩ける距離ではなく、車で移動です。

まずはとても眺めがいい丘に。
このときの気温は35度くらい。暑かった。。

鹿さんたちが座って休んでいました。

少し時間に余裕ができたので、Ark館ヶ森内のおみやげ屋さんに寄れました。
見たことのないサイズの卵がバラ売りされていました。
荷物が多くなければ買いたかった。。

大きい!重たい!

その後一ノ関駅に戻り、東京へ戻りました。

岩手県という存在を意識したことは正直ほとんどありませんでしたが、こんなにも見どころが満載で楽しいところだったとは。

仕事の一環だったため、ゆっくり回れなかったのが本当に悔しい。
というか、今度は旅の目的地として行きたい!

日本には私の知らない素敵なところがたくさんある。

よく、「〇〇県には何もないよ」といった言葉を聞きますが、そんな都道府県なんてないのでは?と思わされた岩手県出張でした。

余談ですが、一ノ関駅は、駅構内に入ってしまうと時間潰すところは待合室のみ、売店もないので要注意です(笑)


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