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わざわざ乃木坂に行った話

先日、乃木坂に行ってきました。

千代田線は乃木坂駅。

千代田線は家の最寄り駅の沿線のひとつであるものの、普段はあまり使わない線。

地下深い駅が多く、階段の登り降りがしんどい線。
降りたいと思う駅があまりない、いまいちイケてない線(すみません)。
揺れがひどく、たまに酔ってしまう線。

私の中ではあまり評価の高いメトロ線ではないですが、先日とある目的で乃木坂に行ってきました。

第一の目的は国立新美術館で開催中の「田名網敬一 記憶の冒険」を見に行くこと。

第二の目的は乃木神社を参拝すること。

その日は土曜日。11時半過ぎに乃木坂駅に着き、乃木神社に向かいます。

ちなみに乃木神社と国立新美術館は同じ乃木坂駅が最寄りといえ、出口は間反対なので注意です。

乃木神社、広くはないですが、敷地内に3つの神社があります。

鳥居の先には赤坂王子稲荷神社。都会であることを思わず忘れてしまう一角です。

風鈴の廊下もありました。

かなり暑い日でしたが、やはり神社というのは不思議なもので、敷地内に踏み入れると外界より涼しく感じるものです。。

御朱印はせっかくなので三社セットを。

乃木神社参拝後は国立新美術館に。

暑いので駅の地下通路を抜け、さらに地上を5分ほど歩きます。

国立新美術館ではCLAMP展もやっており、そちらは待ちの列ができていました。

田名網敬一さんを知ったのは実は最近で、自分のスマホのGoogle Discoverで流れてきたのがきっかけでした。

色鮮やかでごちゃごちゃして毒々しい。
惹かれるものがあり、これは行ってみたい!と思ったのでした。

こちらの展覧会は写真OK。
せっかくなので記念にたくさん撮ってきました。

最初はこちらの屏風のような作品でお出迎えです。
確か最新の作品だったか。
キャンバスに描かれた絵と、絵の上に貼り付けられた写真や絵が共存する作品。
どんな発想でこんな作品を作れるのだろうかとすでに驚きです。

進撃の巨人みたい!と言っている人がいました。

もう情報量がすごい。

田名網さんは結核を患い、生死をさまよったこともあるとのこと。
その結核で苦しんだ時に見た幻覚も絵に取り入れたりしたそうです。
何でもアートに生かしてしまうところがもう別格、真の芸術家なんだろうなあと素人なりに感じました。

中国風の絵を描いていた時の作品。

とにかくすごい展覧会でした。

作品の数もすごいし、作品の情報量もすごいし、何よりいい意味でぶっとんでいる。
特に動画。
一体どういう発想であの意味不明で狂気じみた作品が生まれるのか。

「奇才」ってこういう人のことなんだ、とも感じられた展覧会でした。

一日でじっくり見るには濃い上にボリューミー過ぎる内容で、終盤のエリアではかなり早足になってしまったため、若干心残りがあります(笑)
グッズも買ってないし、また行くかなあ。。!





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