長い道のり
アキレス腱縫合手術が終わった。しばらくは麻酔が効いていたので痛みなどはない。体調も安定していて、術後3時間後には病院食を食べることができるまで回復した。
しかし、手術後の辛さは麻酔が切れてからだった。お昼に手術を開始したので、夜中に麻酔が切れ始める。ふくらはぎから踵にかけて、体の内側から強い力で押されているような圧迫感があった。定期的に点滴で痛みを和らげてもらったりしたが、痛みは消えない。それが、深夜の2:00頃に襲ってきたので、さらに辛かった。ナースコールは使わなかったが、同じ痛みは二度と経験したくない。
その日は眠れぬ夜を過ごした。
入院して感じたことだが、看護師のお仕事は大変だということ。夜中に点滴を変えたり、体温や血圧を測ったり、他にも色々あるが、患者の健康を支えるために多くの業務をこなしていた。看護師の方たちには感謝しかない。そして、看護学部の友達のことを思い出した。就職して早1年が経つが、彼女たちも違う病院で忙しい日々を送っているのだろう。
ようやく朝になり、病室も明るくなった。夜中は圧迫感でずっと痛かったが、朝になると痛みの頻度が落ち着いてきた。術後の山場を過ぎてほっとした。一睡もできなかったが、体調も良く、朝ごはんも完食することができた。半日ベット生活を送っていたが、術後1日目からリハビリが始まる。術後は安静にしているイメージだったが、早めにリハビリを開始した方が体には良いらしい。
退院の目安は1-2週間。
入院中はリハビリの毎日となる。
アキレス腱断裂は、手術よりもリハビリが重要らしい。また、リハビリをしっかり行わないと再断裂のリスクが上がる。
早く日常生活に戻りたいので、今後もリハビリを頑張っていきたいと思う。でも、約5-6ヶ月のリハビリは長い!
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