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的確な配役と言わざるを得ない

指摘されるまでもなく、僕はおそらく、ワーカホリックである。

24時間365日抱えている業務やタスクのことを考えているし、
手を動かしていると他のタスクのことが頭に浮かび、
その日にやりたかったことが終わり切れていないと1日が終わらない。
逆にやり尽くせるとすんごい充足感を感じる。

ちなみにここで言う「ワーク」は生業にしている会社員仕事だけでなくて、ちょこちょこやってる副業とか、
大小何かしらは断続的に常に存在する演劇周りの作業とか、草野球チームで任されている審判の手配とか、
時間が空いたらやりたいと思って溜めてある改善業務とか、書きたいなと思ってる文章とか、
そういうのがジャンル問わずシームレスに平日と休日の分け隔てなく頭を巡っていて、
優先順位とその時の気持ちで何やるかを抜き出してやっている。
このnoteも今日の午前中の稽古で話題に上がり、早く書いてしまいたい気持ちになり、帰りの電車の中と、書き切れなかった分を駅のホームのベンチで作っている。

とはいえ「やすみ」としている日はもちろんあり、なんなら人より高頻度で国内旅行には行ってると思うけど、
上記の状態はずっと維持していて、旅行や遊び自体はとっても楽しみながら、
「車運転してると作らなきゃいけない資料のイメージが整理されるなー」みたいなことを、
素でポロッといって助手席の妻に「休日にそんなことを考えちゃいけないんだー」と嘲笑われる。
あと「やすみ」とされてる日も、何もやることないとそれはそれで疲れてしまうので、「予定を埋めるタスク」が存在することもある。

こう書くととってもアレな感じだけども、「感情を全く無にしてひたすらYoutubeショートを見てしまう1時間半」とか、
「毎週必ず買っている週刊スピリッツの巻末に載ってる『気まぐれコンセプト』だけを振り返って読む時間」とかは普通にあって、
頭と体は自然にバランス取ってるんだなー、と気づいたりする時間がいい具合に癒しになって、そのまま床で寝る日が週1〜2である。
いつか「これちょっともう無理ですわ!」ってなってスタイルが変わるタイミングが来るんだろうなと思いつつ、その時はその時として、
ここまで特に不都合なく日々すごく幸せに生きています。お父さんお母さん丈夫に産み育ててくれてありがとう。

という僕の感じが伝わってる上で、当初舞台監督だけのつもりでいたら、
「すごくイメージに近い役があるのでやってほしい」と演出の石橋さんに言われ出演することになった今回の「いっかいやすみ」ですが、案の定非常にやりがいがあります。
基本的に全然共感はしないけれども、行動原理は全然理解できるので「この役他の人にやられなくてよかったなぁ」みたいなことはすごく思います。
とはいえその分アウトプットにする時に色々考えすぎちゃって難しいなーみたいなところもあって、意外とすんなり行かなくて試行錯誤してたり、
あと夫婦役の水木さんと関係性を作っていく作業がすんごく楽しくて、うわぁー演劇やってるなーって気持ちで楽しく稽古をしています。
役者がこういう楽しみ方できてる舞台は基本的に面白いですからね(大きな主語)、観に来てもらえたらいいなぁと思っています。

なにとぞよろしくお願いしますー!

ヒガシナオキ


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ポッキリくれよんズ 第8回公演『いっかいやすみ』
@下北沢・シアター711

[DATE]
7.12[金] 14:00 / 19:30
7.13[土] 14:00 / 19:00
7.14[日] 13:00 / 17:00


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