【体験記】丹波黒枝豆の種まき体験!
丹波の黒枝豆ってご存知ですか?
丹波といえば「黒豆」が有名ですが、「枝豆のイメージはなかった!」という方も多いのではないでしょうか?
丹波黒枝豆って?
丹波黒枝豆は、お正月の煮豆などに使われる丹波黒大豆の若サヤのこと。成熟途中の黒豆を贅沢に枝豆としていただきます。
丹波黒枝豆の特徴は、なんといってもその大きさ!
丸々と太っていて粒が格段に大きく、食感がもっちりしています。
コクがあって甘味が強く、他の枝豆とはひと味もふた味も違う美味しさです。
さらに、10月5日ごろから20日間程度しか味わうことのできない貴重な枝豆なんです。
アグリヘルシーファーム
そんな黒枝豆を東京ドーム約17個分の広さで栽培しているのが、兵庫県丹波篠山市の「アグリヘルシーファーム」。
地域最大の作付面積。広い土地でのびのびと育てているから大きくて美味しい枝豆や黒豆になるんだそう。
丹波黒枝豆種まき体験
そんな丹波黒枝豆を育てる最初の作業、種まきの体験をさせてもらえるということで、アグリヘルシーファームに行ってきました!
この青い粒が黒枝豆の種!
青くなっているのは、肥料などをまとっているからなんだそう。
専用の土を入れた穴に一つ一つ種を置いていきます。
この時、「へそ」と呼ばれるほんの少し窪んだ部分を上にしないことがポイント!なのですが…。
初心者にはヘソを見つけることがすごく難しい!
中にはどこがヘソなのかいまいちわからない種もありました…。
種は直径1cmほど。ヘソは数mmの窪みなので、これを瞬時に判断している農家さん恐るべしです。
でも、この作業が発芽率を大きく左右する超重要な工程。
参加した学生さんもみなさん真剣そのもので作業していました。
全ての穴に種を植えることができたら、次は水をたっぷりあげて、上に優しく土を被せたら
今日の作業は終了。
お子さんも楽しめそうな内容です♪
収穫は秋。
自分たちが植えた黒枝豆の種が、ちゃんと発芽して育つのか。
楽しみです!
🎤代表にインタビュー
丹波黒枝豆について、アグリヘルシーファーム代表の原さんに聞きました。
Q,丹波枝豆の特徴は?
お正月の煮豆のために作っている黒豆を、枝豆で食べられる期間に食べているのが黒枝豆です。
なので、枝豆として食べている期間にもんどん味が変わっていきます。最初は若い香りがして、だんだんコクが深くなっていきます。収穫時期によって味が変化するのも珍しい特徴の一つです。
食べられた方が一番驚くのは、大きさです。最高の煮豆を作るために栽培していることもあり、大きく育ちます。
また、見た目が悪いのも特徴の一つです。枝豆といってイメージする真っ青な色ではなくて、サヤの部分が黒いんです。
消費者の方から「腐っているんじゃないか」というお声をいただくこともありますが、そんなことはありません。知っている人は黒くなっている枝豆を選んで美味しく食べています。
Q,丹波黒枝豆のおすすめの食べ方はありますか?
そのものが美味しすぎてアレンジがそれほどありませんが、私が好きなのは枝豆ご飯です。色づき出した枝豆を使うとピンク色のご飯になります。色をつけたのかなって思うくらいの発色です。
Q,黒枝豆栽培のこだわりは?
黒大豆の生育には本当に多くの工程があるので、それを一つ丁寧に作業しています。
その中でも特に気をつけているのは、花が咲いているときにしっかりと水を与えることです。大事な時期に栄養をしっかりと摂れる環境を作ってあげます。
大変なことは、台風ですね。1年間頑張って育てた黒枝豆が、台風の一撃で全てダメになってしまうこともあります。
Q,最後に一言お願いします!
現地で収穫したてのものを食べると、美味しさが全然違います!現地でないと味わうことのできないものですのでぜひ体験していただきたいです。
🌱丹波黒豆のシェアオーナーになりませんか?
オーナー期間中にはオーナー特典として様々な体験や特典を受けることができます。
お子さんの食育に。ぜひPocket Ownersをご活用ください!