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自筆でお薬手帳
数年前、婦人科に通っている時期がありました。
遺伝なのですが、わたしは生理痛が非常に重く、ひどい時は穴という穴からすべてが噴き出すような状態になります。自分の体が体内にあるものをすべて排除したがっているような感覚です。
症状としては、下痢と嘔吐がメインですが、歩けない・動けないから始まり、目が見えなくなったり耳が聞こえなくなったりもします。床に自分の汗(苦しくて暑くてもがいてかく汗)がたまることもありますし、少し落ち着くと意識がなくなり、倒れこんだトイレの個室で仮眠をとることになります。母は若い時、生理痛で救急車で運ばれたそうです。
そんな話をすると、周囲からピルを勧められ、早速病院にかかり服用し始めてみたのですが、「ピルは血栓ができやすいので30代まで」という話を聞き、40歳を過ぎてもピルに頼らずに過ごせるようにならねばと婦人科を訪れた、という流れです。
わたしが通っていた婦人科のある医院は、雑居ビルにあり、癖の強いおじいさん医師が一人でやっているところでした。
麻雀という趣味を断って漢方を学んだという先生で、基本的には漢方を出してくれました。
それまでわたしは漢方薬をあまり飲んだことがなかったので、面白く感じて、当時はハマりつつあった万年筆インクを使ってスケッチブックに書き記していました。
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その流れで、風邪薬やコロナのワクチンについても記録するようになりました。
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今は、引っ越しをしたこともあり、ひどい症状をロキソニンで回避できていることもあり、婦人科探しの緊急性が低く、何も服用していません。
ただ、最近、群ようこさんの『ゆるい生活』という本を読んでいまして、それが漢方薬の話なのです。
漢方薬とは一生の付き合いになるかもしれないし、今のうちから自分に合う漢方を見つけたり記録したりしておこうかなと思い始めているところです。
今度はスケッチブックではなく、システム手帳に記録しようと思います。ゆるゆると。