備えて安心 認知症 ～財産管理編～
2023.5.28 認知症に備えてどのような財産管理を行っていくのがよいかについて、講師にPocket！相続アドバイザー司法書士の芝知美先生をお迎えし、「備えて安心 認知症 ～財産管理編～」セミナーが開催されました
日本は世界でも稀に見る長寿大国です
しかし、残念ながらずっと健康で過ごせる人ばかりではありません
近年では認知症を発症する人の数も増加傾向にあります
では、家族が認知症になった時にどんなことに困るのか、またその時に備えてどのような準備をしておけばよいのでしょうか？
漠然としたイメージはあっても、具体的に理解している方は少ないのではないのでしょうか
芝先生によると “終活” として亡くなった後のことについて考えている方は多くても、長生きした時のことを考えて対策をしている方はまだまだ少ないんだそうです
まずは、家族が認知症になったらどんなことに困るのかについて、参加している方も意見を出し合いながら一緒に学んでいきました
その後は具体的な事例を用いて認知症に備えて今のうちから利用できる制度・・法定後見、任意後見、家族信託、遺言・・などについて学びました
参加者の方も ”ワード” は聞いたことがあるけれど、それぞれどのようなものなのかはよくわからないようで、たくさんの質問が出ました
これらの制度は役割が異なり、各々メリットデメリットがあるので、一つの制度で完結せずに複数の制度を組み合わせてそれぞれのご家庭に合った対策をしていくことが大切です
また、最近では保険会社や金融機関でも当事者が認知症になった場合に備えて代理人が手続きできるようなサービスも出てきています
数としては多くありませんが、今後そのようなサービスが広まる可能性もあります
家族が認知症になると財産管理の上で困ることがたくさん出てきます
でもこれらは対策をしておくことができるので、まずは元気なうちに家族で話しておくのが大切です！
Pocket!ではこのような認知症対策に関する相談も受け付けております
専門家をご紹介いたしますので、お気軽にご相談ください
また、大人の学校Pocket!Salonでは終活に関するセミナーから、暮らしに役立つ情報のセミナーも開催しています
公式LINEやInstagramではセミナーやイベント、お役立ち情報などを配信しています
ぜひご登録いただき、気になる講座をチェックしてくださいね
LINEのお友だち追加はこちらから