人の褌で相撲をとる
自分の心の説明がつかないようなとき、母がよく「昔から、情けは人の為ならずって言うからねえ」などと、ことわざを使って言うことがあった。
そうすると、もやもやしていたものが整理された気持ちになったものだ。
人の褌で相撲をとる
最近、私の褌を自由に使う人がいる(笑)
年度末の仕事も無事片付きそうだと思ったのも束の間、昨日は問題が続いて勃発して。
手一杯な私に代わって、今月入ったばかりのFさんが「私、やります!」と言ってくれた。
褌を使うの得意なY先生は、よろしくね〜という雰囲気だ。
全てはあなたから派生した問題なんですよと言いたいが、先生にも都合があるのだろう。
Fさんは初対面のインド人を連れ、あちこち用事に走り回ってくれた。
入ったばかりなのに、エネルギッシュなFさんには感謝しかない。
しかしその間も、インド人のことで問題が次々出てくる。
ギリギリのスレスレのところを、Fさんや事務担当とやりとりしながら進めていく。
言ったら終わり、でも言わなければ無断で…となる。
どうか何事もありませんようにと、祈るような思いでFさんを待つ。
余分な仕事のため、2人ともサービス残業タイム突入だ。
携帯の通話とLINE、Fさんと事務室と私。
コンビを組んだばかりのふたりで、なんとかインド人案件をクリアした。
Fさんの帰りを待ちながら、1通でも返信をしておこうとメールをチェックする。
するとY先生からのメールだ。
また何かあったのかと慌てて開く。
それとも心配してくれてるんだろうか。
開いたメールは…、ふぁ〜。
もうここでそれを説明するのも、もやもやプレイバックだ。
私たちふたりで大汗の午後、Y先生優雅にコーヒーなんか飲んでたんだ。
いや、コーヒーくらい飲んでもいいけど、Fさんお昼ご飯食べるタイミングないまま、夕方までサービス残業してるんだけど。
お金じゃない。
でもお金なんですよお。
時は金なり
いやそんなことより、人の褌を使わないでほしい。
机を運んでおいてほしい。
要らないモニターがあればもらっといて。
公用車使いたい。
手続きがわからないので、メールで教えて。
自分のことは自分でしようよ。
しようよ。
使用人じゃないのよ。
昨日はFさんがいたおかげで、インド人の対応に大汗かいたね〜と爆笑の結末になった。
お互いオバサン力全開。
Fさんがいてよかった。
腹の立つことも、笑って済むなんて。
一人じゃそうはいかなかっただろう。
と思ったら、褌先生からLINEきた…。
もう公私はボーダーレス💦
今日も褌を締めて、一日ガンバルンバ。
※「人の褌で…」本来の意味と微妙にずれてる気もしますが、そこはオバサン横綱に免じて💦