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tae1813
『らんまん』 雑草という名の草はない②
東京に行った万太郎が、今日は憧れの先生に出会う。
よかったね~。
ずっと思っていてくれたのが嬉しくて涙ぐむ野田先生(田辺誠一さん)と、ただただ嬉しそうな万太郎の抱擁が、よかった。
さらにもうひとり、会いたかった里中先生(いとうせいこうさん)も登場。
まだお人柄まではわからないが、万太郎のあこがれの植物学者だ。
今日の中日新聞夕刊には、月イチ掲載のコラム《日日是植物》。
筆者は、いとうせいこうさんだ。
プライベートでは植物に翻弄されているいとうさんの様子が、毎回楽しく書かれている。
園芸を趣味にする人として、こだわりのプロかと思えば、ダメダメな素人丸出しだったり、いとうさんの偉ぶっていないところに共感する。
今日は、シャクヤクのお話だった。
大切な蕾を、ほんの2、3日の油断から枯らしてしまったらしい。
わかる~~~!
黒く変色した蕾。
認めたくないが、どう見ても元気を失っている植物。
その一方で、なるようにしかならないことを知っている筆者。
お気持ちわかります!
そういうのたくさん見てきました(やっちまいました)から。
今も新芽の出てこない挿し芽に、一喜一憂しているところですから。
そして、最後の締めの名言にしびれる。
「下手がやれるのは好きでいることだけだ」
そうなのだ。
植物を愛する気持ち、その花を好きでいることならできる。
時々失恋したり、増えすぎて可愛くなくなったり、そんな勝手な気持ちになることもあるけれど、やっぱり好きなのだ。
さて、今日の植物は…、スズラン。
この季節、地下茎で増えるドクダミや、シダ植物、つる性植物…、そんな困った雑草に負けず、スズランも咲き始めた。
人間の勝手な気持ちだけれど、スズランだけだったら綺麗なのになぁ。
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