見出し画像

次は何読もうか

知人が読んだというので、少々分厚めの文庫本を読んだ。

『症例A』

統合失調症の少女と男性医師、臨床心理士を中心に描かれている。
時間と人が交差し、絡まった糸がやがて解けて繋がっていく。

文庫化されてからでも25年、まだ精神分裂病と言われていたころに書かれた小説なのに、古い感じがしなくてリアルだ。

読み終えて、なぜこんな小説書けるのかとしばらく放心した。
そして参考文献の多いことに驚く。

佳境に入る残り100ページ余り、肩に力が入ってしまった。
窓を開けて深呼吸する。

そして気分転換には甘いものを、妙香園のほうじ茶と一緒に。

口福堂のいちご大福
なんだか「あっかんべー」に見えてきてこわい
普通に包まれてる大福の方がいいな

さて次は、少し軽めの小説がいいかな。
積読を減らすチャンスだ。

いいなと思ったら応援しよう!

御手洗 育/暮らしのエッセイスト
もしもあなたの心が動いたら、サポートいただけると嬉しいです。 書き手よし、読み手よし、noteよし、そんな三方よしのために使わせていただきます。