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裏紙で楽しむ「はめ字文」

以前、購読紙の夕刊に載っていた「はめ字文」について書かせていただいた。
5文字 × 5文字のマスを埋める文字あそびで、パズルのような文芸だ。

これを知ってから、A4の裏紙にマス目を印刷し、4つ切りにして束ねて置いている。
気が向いたらいつでもできて、スマホにはないアナログな遊びはなかなかいいものだ。
デイサービスの高齢者や、駅に家族を迎えに行って待ってる人などに、オススメ😄

そんなことを知ってほしくて、新聞の投稿欄に指定の170文字でメールしていた。
すぐに掲載予定の電話がかかってきた。

ところが、待てど暮らせど載らない。
急ぎの記事じゃないからというのはわかる。
しかし毎日2件ずつ掲載されるコーナーなので、すぐに順番が来るだろうと思っていた。

朝刊に作文を投稿していたころは、電話でお知らせいただいたら10日後には掲載されたものだけど。

まぁ、忘れられたのなら仕方ない。
新聞に載らないならnoteに書けばいい。

その夕刊の四方山話コーナーに掲載されるのは7、80代の方が多く、投稿と言うよりFAXや電話をすると記事にしてもらえるようなのだ。
順番の列は長いと想像する。

以前、こんな記事があった。

地下鉄〇〇駅で○日○時ごろ、階段で転倒して出血してしまいました。通りかかった会社員の方が、ティッシュをくださり駅員さんを呼んでくださって、その節はありがとうございました。

みたいな記事だった。
読んでいた夫が「これ(会社員)、ワシや」と言った。

笑うところじゃないけど、ありがちな昭和な世界にプッと気持ちが和んだ。

話が脱線してしまったけれど、私の投稿が載らないので、ここで「はめ字文」作品を自慢することにしよう。


兼題は「そらもよう」
勝手に兼題などと文芸ぶっていますが
季節を感じるとき、詠んでみませんか
「ゆきおこし」は雪が降る前に鳴る雷
富山ではブリおこしと言いますね
雷が鳴ってるのに豚汁作るって…
あ、甘酒の方がよかったかな
「ゆきあそび」
先日岐阜に帰ったとき、雪かきをして
久しぶりに雪遊びの感覚を思い出した


自画自賛のような一人遊びにお付き合いいただき、ありがとうございました。

これ楽しいです。
5文字の言葉が浮かんだら、やってみてください。

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御手洗 育/暮らしのエッセイスト
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