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『光る君へ』の名セリフから

今週月曜日のNHK『あさイチ』は、大石静さんとファーストサマーウイカさん、金田哲さんをゲストに、大河ドラマ『光る君へ』の名セリフを特集していた。

職業病(?)なのか私は、脇役や黒子のような人がいつも気になる。

ゴルフを見ればキャディーを、ライブに行けばバックバンドやローディーの動きを見る。

もちろん一番気になるのは、まひろと道長、宮中の皆々様なんだけれど、百舌彦と乙丸、そしてセリフはなかったけれど須麻流もよかった。

『あさイチ』で取り上げられていた乳母いとの台詞、私もあれを聞いた時は「おぉ」と驚いた。

頼りにしているお相手の男性を語るシーン。

歌が上手いでも見目麗しいでもなく、さらに富がある男でもない。
「私の言うことを聞くこの人が尊いのでございます」。

それだ!と思った。
そして、それを言ういとさん、よかった。うふふ

映像で振り返りながら、大石静さんは視聴者からの質問に「そういう人を見抜くのではなく、男は教育すればいい」とおっしゃる。
さすがです。

さらに「私といると幸せになるよと感じさせるのがいいのね」と。
ま、男の人は単純だから、すぐ騙されちゃいますよね。
あらま、違いました?

他にも清少納言(ききょう)が、宮中での嫌がらせに対して、「そんなこと、私は平気です」と言い放つシーン。
さすが、ファーストサマーウイカ様でございます。

さらに歌人の赤染衛門、もう大石先生の真骨頂!?

「人妻であろうとも、心の中は己だけのものにございます」

倫子はじめ宮中女子のサロンのメンバーも、キャー!と歓声をあげていた。

まひろが道長と結ばれた、月の光がふる下のシーン。
「人は幸せでも泣くし、悲しくても泣くのよ」。

たまらないね。
演出の見事さを語る大石さんの解説も、一緒にドラマ見たいくらいだった。
書きながら「どうなのよ」と思ったっていうのも面白いけれど、年齢を感じさせない感性は真似できるものならいただきたい😆

さて今後はどんな展開が。
闇に光があたるのか、どろどろして、バチバチ火花散るのか。
そんな中での名台詞も楽しみにしている。

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