「だって〇〇先生、ウソつきじゃん!」
事務室でそう言った彼女の声が、脳内再生する。
いつも先生に成り代わって仕事をする私に、グサっとくる一言だった。
でも、本当にそうだと納得した。
〇〇先生は、ウソつきじゃない。
でも、結果としてウソになってしまう。
だからウソつきって言われちゃうんだ。
そこが私にとっても残念なところなんだけど、言って変わることでないのが悲しい。
具体的に言えば、たまにちゃんとしてくれるのだけれど、言わないとやらない。
高校時代のうちの子どもか😆
事務仕事が面倒くさいのだろう。
だから、書類を出してと言われても、ないと言う。
ないはずないことは、事務室にはわかっているのに、言い切ってしまう。
仕事が雑になるのは周りに迷惑をかける。
元はと言えば、先生自身の研究のために多くの人が関わっているのだ。
誰もやらなくなったら、支払いを求める業者が大勢来るだろうし、出張は私費で行ってもらうことになる。
そうならないよう、みんな期限を守って動いているのだ。
やってほしいことは催促して、面倒なことは放ったまま。
それでは信頼をなくしちゃう。
周りから人が離れていってしまう。
わかってもらうには、コツコツひとつずつしかないのかな。
さあ!新しい朝
今日も一日がんばろうっと。
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