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サンタクロース見た!?

今朝おきると、夫が開口一番、

「サンタ見た!?」と聞いた。

とっくに還暦超えてるオジ(イ)サンが、何を言うのかと驚いた。

サンタって、サンタクロース…?

そっか!忘れてた!
昨晩はフライトレーダー(旅客機の動きを地図上で見るアプリ)を見るつもりだったのだ。

クリスマスには、トナカイのソリが今どの辺りを飛んでいるか表示される。
今年もあったのかどうかわからないけど。

いや、夫の言ったのはそこで見られるサンタじゃなくて、

明石家サンタのことだった。

体調不良の私を不憫に思ってか、昨夜夫は仕事帰りのコンビニで、赤ワインとポテトチップスなどを買ってきた。

ケーキがやけに高かったからこれを買ってきたと、セブンイレブンの「しみしみコーヒーティラミス」もいっしょに。
それも30%オフのシールつきのやつを。

小5男子か!?と突っ込みたかったけれど、病み上がりにしみしみの食感は滋味が感じられて、ペロリと食べてしまった。

話を戻して、明石家サンタだ。

不幸自慢というかまさかの出来事を笑いに変えてしまう、毎年恒例のあの番組は結構好きだ。

昨日は一番目の人が、

植物を検索するアプリを触っていたら、自分の足を写真に撮ってしまい、出てきた結果が「サボテン」だったという話。

結構笑わせていただいた。

気づけば夫はもう夢の中らしかった。
最近また忙しいらしく寝に帰るような日々、さらに妻コロナで食事は冷蔵庫のもので凌いでいる。

起こすのはやめておいた。

そしてせめてプレゼントになればと、「明石家サンタ」の不幸エピソード全12件ほど、スマホにメモしておいた。

でも今回は、思い出し笑いするほどの傑作はなかったかな。

エッセイの極意、悲しい話は明るく書く、それをさらに超越した世界がそこにある。

人の不幸は蜜の味とは違う、まさかの出来事も俯瞰して見れば面白いエピソードに変わるものなのだ。

そんなスタイルで、これからもいきますか。

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御手洗 育/暮らしのエッセイスト
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