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ちょっとどうなの年金

今月、夫が誕生日を迎える。

誕生日といえば、忘れちゃならないのが「ねんきん定期便」だ。

60歳を過ぎ、年金支給額が気になり始めた。

定期便と前後して、新聞記事の「在職老齢年金」という言葉が目にとまり、気にはなっていた。
その響きからして(笑)自分たち夫婦に関係してるんじゃないか!?と。
しかしそう思っただけで終わっていた。

そんなところへタイムリーなnoteを、「定年のおっちゃんねる」のじーじさんが書いておられた。

嫌な予感がして(笑)読みにいくと、やっぱり大きく関係する事実がそこにあった。

夫は新卒で就職して以来、60歳をすぎた今も変わらず同じ会社で働いている。

今年は「ねんきん定期便」のハガキを見ながら、「70歳スタートだと、コロっといったときに損するから、やっぱ65歳からだよね」なんて言っていたのだが。

不都合な真実を知ってしまった。

それが在職老齢年金だ。

私の心づもりとして、夫には行けるところまで適度に働いてもらって、65歳から年金受給すれば…、なんて考えていたのだが。

甘すぎた。

年金機構のサイトに行ってみて、報酬を得ながら受給すると、年金が減額される場合があることを知った。

しっかり払ってきたのに?
おばあちゃん(私?)の小遣いじゃないんだから。

総活躍社会なんて調子いいこと言って、働くほど損するっておかしくないかな?

これは真剣に考えなくてはいけない。

さらに今日は同僚T子がFIREするかもなんて、仲間じゃなかったんか!?(笑)

「個人事業主になって、会社と業務提携するって話を聞いたよ」なんて言うけど、T子はどうなのよ。


パートで働いていると、扶養者控除の130万円の壁がある。
それを超えて働いて、世帯収入が減るのを経験した。

恩恵にあずかったこともありながら言うのもなんだけど、あれは今の時代に合わないし、不公平だと思う。

それがまた、年金のところにも壁があったなんて、知らなかった。

急に党首討論が気になり出した。

若い世代が、将来に不安を持たないで済むよう、それを優先にしてほしいと思っていたのに。

高齢者は生活できればいいじゃない?なんて思っていたのに。

なんだかモヤモヤしてしまう。

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御手洗 育/暮らしのエッセイスト
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