コメディ礼賛 (6+)「サラリーマンNEO」の重要なエンディング《ええねん》
昨日投稿させていただいた、下記の記事ですが、重要事項に触れていませんでした。
なお、昨日の夕刻、noterさまからコメントをいただき、末尾に傑作ネタ「大いなる新人」への言及と動画リンク(劇場版です)を加えました。よろしければ、ご確認いただければ幸いです。
ある意味、《ナンセンス》の極致!です。
さて、《よいこ》は見ない深夜番組「サラリーマンNEO」で、コントと同じくらい、いいなあ!と毎回思ったのがのが《エンディング》でした。
エンディングテーマ曲は、ウルフルズの「ええねん」。
この歌が、ホント、「NHKがオチャラケ番組を制作し、放映する」ことと「シンクロ」していて、本当に《ええねん》!
この曲をBGMに、その回の撮影に何らかの関係がある会社のメンバーだったり、あるいは街角の人だったり、時には製作者や出演者が、右下に「ええねん」と印刷(?)してある《フリップ》に自分で「何が《ええねん》かを書き込んだものを次々に掲げるのです!
何が書いてあるかは、これはもうマチマチで、願いだったり夢だったり、趣味だったり、というような、《Good!》にあたる《ええねん》が多いのですが、たまに《どうでもええねん》的な内容もあったような……。
その頃話題になっていた、けっこうエライ人も出ています。
ネットに画像が残っている例を、それを掲げた方の顔は削除させていただき、挙げてみます。
これは新宿の街角だそうです。
そうですよね、「楽しくお酒が飲めれば/ええねん!」ですよね。
制作・出演側の人もプラカード、出してます。
中には、大物も交じっています。下記(表題写真でもあります)は、この頃、ヒーローだった(そして、今や多くのヒトから真逆視されている)某自動車メーカーの元・エライ人のようです。
この人まで引っ張り出すなんて、すごい!
別の番組で、出演者の小池徹平さんが、「よかばい食品」の野間口徹さんをいじっているところですね。
ウルフルズの「ええねん」の歌詞にはこうあります:
笑いとばせば ええねん
好きにするのが ええねん
感じるだけで ええねん
気持ちよければ ええねん
それでええねん それで
えーえーえーえー ええねん
後悔しても ええねん
また始めたら ええねん
失敗しても ええねん
もう1回やったら ええねん
前を向いたら ええねん
胸を張ったら ええねん
思うにこの歌詞は、昨日も書いた、
「公共放送が、あんな『おフザケ番組』を垂れ流して!」
などの予想《クレーム》に対して、NHKの製作サイドの人たちが、
「やってしまえばええねん!」
と突き進んだ《勢い》と、重なるものがあったのではないでしょうか。