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【嘘は泥棒の始まり】(新釈ことわざ辞典)記事版
国際社会にも自国民に対しても「平気で」嘘をつく政府や国家リーダーは、実に「たやすく」他国への侵略を決定し、実行する。さらに、侵略した他国の財産や穀物などを組織的に略奪する。
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これまでの人生で、《嘘》と《泥棒》との因果関係についてあまりピンとこなかったのですが、今回、某国が起こした侵略戦争で(哀しく)合点がいきました。
国家ぐるみで国際社会に「平気で」嘘をつき通したり、自国民に対して嘘のプロパガンダを流し続ける国のリーダーや組織って、実に「たやすく」他国への侵略を決め、実行するのですね。
しかも、領土を侵略するだけでなく、そこにある財産を「当然のように」奪っています。
国際社会に対しても、自国民に対しても、「簡単に嘘で丸め込める」と思っているのでしょう。
世間に対して「高を括っている」から、領土の侵略も財産の略奪も平気で行う。
《侵略戦争》を未然に防ぐためには、「独裁者の出現状態」を何らかのインデックス(指数)にして、国際社会が監視できるようにした方がいい、と思っていたのですが(↓)、
このことわざに従って、《嘘つき指数》も必要、と思えてきました。
つまり、
「政府や関係機関が嘘のプロパガンダを流す度合」
をインデックス化するといいかもしれません。
コロナ起源に関してもいろいろありましたね。明らかに《捏造》っぽい説も堂々と流されました。
「結局、『嘘をついていること』自体を全面否定し続けるんだから、そんなの意味ないよ」
── そうかもしれません。
だとしても、「自国政府が嘘をついていること」は少なくとも政治リーダーや政府高官だけでなく、一般国民もある程度わかっていることですから、インデックスの数字に、心は落ち着かないはず。
こうした国と(やむをえず)付き合っていかねばならない国々も、この数字を見て、
(いつだまされるか、わからないな)
と思いながら付き合うことになる。
── いや、そう思いたい。