【本棚】2月推しの絵本『ふゆめがっしょうだん』
言葉をあつめて編む仕事をしています。本のこと読書のこと、気軽に語り合えたら楽しいですね。ウチソト編輯室の編集人ジュンコさんの本棚から、今月は推しの「冬の絵本」を紹介します。
\2月推しの絵本/
★『ふゆめがっしょうだん』
長新太(福音館書店)
木の芽の冬の姿を拡大して写した写真絵本。じっと見てみると、ううさぎの顔やコアラの顔に見えてくるから面白い。春を待つ木の芽を探しに外へ出かけたくなりますよ。
★『ぐりとぐらのおきゃくさま」
なかがわりえこ・やまわきゆりこ(福音館書店)
のねずみのぐりとぐらのお話。雪の上に点々とつづく足跡を見つけたぐりとぐら、そのあとを辿っていくと…。
★『てぶくろ』
エウゲーニー・M・ラチョフ(福音館書店)
ウクライナ民話。おじいさんの落とした片方のてぶくろに、森の動物たちがもぐりこんで、てぶくろアパート?は満室状態。お互い分かち合う気持ちがあれば、争いなんて起きないよね。
★『ナヌークの贈りもの』
星野道夫(小学館)
氷の世界で生きるシロクマとエスキモーの物語を写真と言葉で紡いだ写真絵本。星野さんの撮る写真は、厳しい自然の中に温かいまなざしがあふれています。
★『ウィリーのそりのものがたり』
ダニイル・ハルムスさく/ウラジーミル・ラドゥンスキーえ(セーラ出版)
雪が積もったらそり遊びがしたくなる。ウィリーのそりは、みんなにぶつかって巻き込んで、どんどん加速していくよ~!わ~!!(結末は絵本をみてのおたのしみ!)
■おしらせ
※ウチソト編集室 byジュンコさんの本箱 @pochijun
※個性的な本屋が集う架空のアパート「コーポむすびうた」【201号室】
※「小さくても書店マルシェ」
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