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障害児と生きる

私には7歳の娘と5歳の息子がいる。なかなか子どもができず、不妊治療の末に授かった。

7歳の娘は健常児だが、5歳の息子は重度の知的障害と自閉症がある。意味のある発語はなく、排泄はオムツ、食事、着替えなど介助が必要だ。


共働きのため、療育に通いながら普段は保育園にお世話になっている。
障害の特性もあり、一人で遊ぶことを基本的に好むが、最近は抱っこをおねだりしたり、目を合わせるとにこにこ笑ったりするなど、人との関わりが嬉しくてたまらない様子だ。みんなに可愛がられ、愛されている。


1歳ごろからあれ?と思うことが増え、障害が分かった。障害が分かり、泣いたという先輩お母さんの話を聞いたことがあるが、私たちは泣かなかった。泣く暇があるなら、この子が幸せに人生をまっとう出来るように今なにができるか、考え、調べ、行動したいと思い、今そうしている。

日々思いもつかないことが起こり、その度慌てることもあるが、なんでも面白がり、周りの人の助けを得ながら、楽しく暮らしていきたいと思う今日このごろである。

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