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ゴミが減ったら長く寝られる

朝が苦手だ。

「朝活」があたりまえの方々には笑われそうだが、職業柄もあって割と夜型の生活をしていることもあり、朝のごみ捨てに起きられなかったことなんて数知れず。

私の場合はただ朝が弱いだけの一人暮らしだが、主婦の方とか、お子さんがいらっしゃる方とかで何らかの偶然が重なって「明日は早起きしなくていいラッキーデー!…なのにゴミ捨てがあるからやっぱり起きるしかない」なんてことになったら悲しい。
この記事では、朝のゴミ捨て頻度を減らすことに必死な私の例をとってみる。

きわめて真剣な話である。

「ミニマリストは捨てるの好きでしょ?」そうなんだけど、そうじゃない

捨てるのが好きな人はゴミ捨てに行くのも好きだと思ってはいけない。
全く別の話だ。
捨てるのが好きな人にとって「捨てる」は趣味の可能性があるが、「ゴミ捨てに行く」は少なくとも私にとってはただの作業だ。
(早起き得意系ミニマリストの方、ごめんなさい)

捨て活を頑張った結果普段のゴミとは別にゴミ袋がたくさん出ていたって、私は起きられない。

念のためゴミ出しルールの確認

私の住む地域は、
燃えるゴミの日:週2回
プラスチックゴミの日:週1回
あとは瓶缶などの資源ゴミとか不燃ゴミとかが週1だったり隔週だったり。

生ゴミは腐るから、さすがの私でも週に1回は頑張って起きる。

洗っておけば腐らない

自治体のルールなどでは「プラスチックゴミや資源ゴミは洗ってから捨てましょう」と呼びかけられている。
腐る部分は洗い流されているので、つまりプラスチックゴミは腐らない。
資源ゴミも腐らない。

それをちょうどいい言い訳にしてちょっとためておく。
しかし彼らはなんともかさばる。

ヨーグルトカップ

ヨーグルトが好きでほぼ毎日食べる。
しかし、ヨーグルトカップのゴミをそのまま何も考えずにゴミ箱にポイすると、すぐにゴミ袋がいっぱいになる。
プラゴミを毎週捨てなければならなくなる。

大好きなのに私の心をちょっとだけ蝕んでくる白いアイツ。
嫌すぎる。

そこで私は考えた

  • ヨーグルトカップ

  • 豆腐パック容器

  • トマト専用の容器

このあたりの購入頻度の高いものたち専用のストック(ゴミにストックってのも変な話だ)場所を設けることにした。
同じ容器ごとに重ねて保管しておく。
そうすればさほど場所をとらない。

ペラペラしたプラスチックゴミは折りたためば結構な量が入る。
ちなみに、どうやらあまり小さく切り刻みすぎたりギュウギュウに詰めこみすぎたりして捨てるのはあんまりよくない(リサイクルの選別に人の手が入る地域もあるんだとか)らしい。

そこそこたまってきたら、別にためてあったカップのゴミを重ねたまま一緒に入れて、捨てに行く。

おーいみんな!寝られるぞ!

この方法で、週1回のプラゴミ出しを2週間か3週間に1回の頻度に下げることに成功した。
うまくいけば月1まで頻度が下げられることもわかってきた。
これで朝ゆっくり寝られる。

「8時15分のゴミ回収に起きられないってどういうことなの」という声はやっぱり聞かなかったことにする。
(みんなって誰だ・・・)

もう一つのメリット

ゴミを捨てに行く回数が減ると、ゴミ袋を節約できる。
ゴミ袋の値段が環境保全のために上がったりしている地域もあるらしい。
ニュースか何かで見たことがあるが、買い物を減らすとゴミも減り、ゴミ袋代まで減らせるのが連鎖的な節約として素晴らしい。
つまり、ゴミ捨ての頻度も下がる。
そしてなにより、長く寝られる。

こういうのは全部つながっている。
“Think globally, Act locally.” である。

グータラ生きるためには日々の節約と工夫の積み重ねが肝要なのだ。

最後に繰り返す。
これはきわめて真剣な話だ。

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