プロのキャラデザになるために、お金をかけなくても良いものをぶっちゃけ公開
絵って色々お金かかるんでしょ?と言われるのは絵描きあるある。
ポッ鳥も小さなころから色々買っていたものですが、今思えば無駄な買い物もずいぶんありました。
これから本格的に絵を試行錯誤しようとしている方のため、そして自分の備忘録として、これにお金かけなくても大丈夫だよ!といったものをざっくりご紹介したいと思います。
ハイスペックモニター
色数が多くてキャリブレーション要らずのモニター、高いけど素晴らしい性能です。
でも、そこまでハイスペックなのは要りません。
色表示ヤバいのでなければ、一般的〜そこそこで良いです。ハイスペックの型落ちがお安ければベスト。
なぜなら、ユーザーの見るイラストは一般的なモニター越しであることが多いからです。
精密・正確な色表示をしてくれるモニターで描いても、同じ色表示をしてくれるモニターで見てくれるユーザーは少ないでしょう。
オーバースペックでイラスト描いても毒にはなりませんが、それはイラストが売れて資金に余裕が出てからでも遅くはありません。
キャリブレーションも、気になるなら別売りのやつを使えばOK!
例外として、3Dゲームのモデリング等を目標にしている方はそこまでスペックに拘ったほうが良いかもしれません。
少なくとも2Dイラストを志す方は、モニターの単価は安くして、マルチディスプレイにする方が使い勝手がはるかに良くなります。
マルチディスプレイ、オススメですよ。
ペンタブのオプション製品
ペンタブのオプション製品は、ペン先以外何も買う必要がありません。
完全に嗜好品です。
ペンも色々楽しそうなのが販売されていますが、ペン先以外は必要ありません。
逆にプロになった際、そのペンでしか描けなくなったら問題ですし。
出先で私物を持ち込むか、新しく買わなくてはなりません。散財…!
画集
ネットはびこる便利な時代です。
画集はできるだけ買うのはオススメしません。
大好きな画家さんも、スキルはどんどん上がっていきます。
そして、イラストの流行はものすごく流れが早いです。
5年前の画集とか、ほぼ使えなくなっています。
ポッ鳥は画集で最も散財しました。
いざ参考にして描こうとすると、ほんとに使えない…。
この道ウン十年、業界では伝説的な大物の方に、参考資料の管理について質問してみたことがありました。
「資料はもらうか、制作プロジェクトに合わせて買って、描き終わったら売ってましたね。
まぁ、今はもうネットあるから買うこともないですけど。」
とのことです。
つねにフレッシュなイラストを無料でお届けしてくれる、ネット最強です。
参考に買うのはやめたほうが良いです。
ブルースクリーン防止シート
ブルースクリーン防止機能がついたシートは、普通のシートよりお高いですよね。
NOブルースクリーン。お安い方を買いましょう。
なぜなら、ブルースクリーン防止シートには色がついているからです。
ブルースクリーンに薄く色をつけることで、ブルーの色をカットしています。
この色味が、イラストへテキメンに悪影響を与えます。
特に肌色。
ブルースクリーン防止シートを使うにしても、着脱可能で着彩の時は外せるようにできる仕様のものをお勧めします。
余談ですが、もし無色のブルースクリーン防止シートが発売されましたら、是非ご紹介してください。
ポッ鳥もできれば欲しいんです…。
まとめ
ざっくりご紹介でしたが、必要がないものを思いつきましたら随時加筆していく予定です。
お金をかけなくても良いところは節約して、かけるべきところに使い、一層素晴らしい制作環境を目指してみてはいかがでしょうか。