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📘#17 大人は泣かないと思っていた 寺地はるな

色んな「こうあるべき」に傷つきながらも誰かに支えられながら今を生きていく物語。
正解、不正解なんてその人しかわからない。
他人が決めるものではない。

寺地さんて感情の言い回しがストレートで共感できる部分がたくさんあるんだよなあ、

〜べきって誰の何のためにあるんだろう。
それが自分自身へのものだったら苦しい、、
でも支えてくれる人がいることで救われる。
自分の人生だけど自分1人だけのものではないのかも。

連作短編。それぞれ章のタイトルが秀悦だった!

『なにもかもうまくいく場所などどこにもない。どの場所で咲くことを選んでも、良いことと悪いことの総量は同じなのかもしれない。生まれてから死ぬまでの時間で均してみれば。』


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