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決算書の内容をしっかりと理解していますか?

こんにちは。
元銀行員の「岩瀬 好史|融資コンサルタント」です。

現在は起業して、完全成果報酬型の資金調達支援やリスケ交渉支援、固定報酬型の計画策定支援や伴走支援などを行っています。

この記事では、「決算書の内容を理解することの重要性と理解しないことのリスク」についてお話ししています。

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こんな経験はありませんか?


(銀行員)  粗利益率はどのくらいですか?
(経営者)  A部門は20%、B部門は30%で、全社では25%です。
       今後は利益率の高いB部門に力を入れていきたいです。

銀行の融資担当者とこのような会話をすることがよくあります。
ここで重要になるのが、「決算書の内容と整合性が取れているかどうか」ということです。

実際に決算書の内容を見てみると、全社の粗利益率が40%だったり、20%だったりすることがあります。

本来なら原価に入れるべき経費が販管費に入っていると粗利益率が高くなりますし、見積もりが甘くて想定以上の原価がかかっていると粗利益率が低くなります。

銀行としては決算書の内容を信用するしかありませんので、少なくとも経営者は決算書の内容を理解していないと思われますし、場合によっては粉飾を疑われる可能性もあります。

粗利益率をきちんと理解していないということは、たぶん販管費もきちんと管理できていないだろう、きっと経営面もきちんとできていないだろう、となってしまいます。

こういったことが積み重なっていくと、銀行が追加融資をするかどうか迷ったときに、「今回は止めておこう」という判断につながります。

当然、逆のことも起こりますので、信用できる経営者だと思われれば融資を受けやすくなります。

こういった何気ない会話からも、銀行は経営者が信用できる人物かどうか判断しているため、銀行との付き合いに自信がない方はぜひご相談ください。

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