リージョナルスタイルの設立。　－地方へ優秀な人材を－

私＞久しぶりのキャンプですね。
※玉名市天水町にある草枕山荘キャンプ場にて。月次の会議も兼ねて朝から社員全員で焚火MTGを実施

社長＞7月は暑かったもんね（笑）。季節的にも丁度いいし、環境が変われば志向も変わるからね。雨も上がってよかったね。

私＞ほんとに！朝から雨だったからどうなることかと思ってました。昼間の焚き火もいいですね、少し肌寒かったし、炎を見つめていると胸襟開きますしね。温泉もちょうど夕日がきれいで最高でした。ビールもおいしいですね。お酒が進みすぎる前に早速本題に…(笑)

前回はＰＭの設立に関するお話を改めて聞きましたが、その中で出てきたリージョナルスタイルとの出会いに関して教えてください。

社長＞そうね。酔いが回って饒舌になる前に…。リージョナルスタイルとの出会いは、リクルートの時から一緒に汗を流して頑張ってきた仲間との再会だな。PMを立ち上げて1年後の2008年に、㈱リクルートの同期だった高岡さん（現：リージョナルスタイル代表取締役）が会社を辞めて起業したんだよね。それで、俺と同じ時期に起業した植田さん（現：リージョナルスタイル取締役）と「ちょっと遊びに行こう」ってことで北海道に行ったんだよ。

私＞仕事というより旅行気分で楽しそうですね。

社長＞そう思うやろ！確かに夜はすすきので散財したけど、昼間は至って真面目に情報共有してたよ。高岡は、創業時から北海道へのUIターン転職支援に特化した人材紹介サービスを考えてた。UIターン転職というキーワードにはピンと来たけど、俺も植田もそれぞれ自分の道を進んでいたので「頑張ってね」と言う感じで北海道を後にしたんだけど、それから半年後ぐらいかな？今度は高岡と植田が熊本やってきて「UIターンに特化した人材紹介のネットワークを創ろうと考えている。ノウハウは全て提供するから一緒にやらないか？」と…。

私＞リージョナルは高岡さんと植田さん2人で立ち上げられたんですか？

社長＞いや、丸山さん（現：リージョナルスタイル取締役）と3人。丸山さんは、クライス＆カンパニー（以下クライス）の代表で長年人材紹介で実績をあげられてた元リクルートの大先輩。丸山さんも、UIターンも検討している優秀な候補者がいるのだけれど、信頼できる提携先がなく、地方への事業展開も検討されていたタイミングで高岡が相談にきて、双方の目的が合致ししたんだよね。

私＞そこですぐ加盟を決められたんですか？

社長＞そうね。二つ返事で「いいよ」って。そしたらすぐに請求書が来てびっくりしたけどね(笑)

私＞社長は人材紹介の経験もなかったわけですよね？よくすぐ決断されましたね！

社長＞人材紹介の経験はないけど、約20年企業の採用に関わってきたからね。サラリーマン時代は求人広告屋さんだったから人材紹介には抵抗があったのだけど、「日本で初めてのUIターン転職支援の仕組みづくり」というところに、やりたい！が出てきたんだよね。創業時から「地方の採用をなんとか変えていきたい」とか「困ってる企業を助けたい」っていう想いが強かった。当時は採用コンサルタントとして、5社ほど顧問契約をさせていただいて、業績的には問題なかったけど、ノウハウ商売だから事業はスケールしないこと、労働時間が半端なかったこと、そして携わったプロジェクトの結果が見えにくく無力さも感じてたんだよね。だからすごく悶々としてたんだよね。クライアントからも「採用コンサルでも良いけど、ぜひ優秀な人を連れてきてください」って言われてて…、その時に、リージョナルスタイルの話があって「これだ！」って。それと「誰とやるか」みたいなところで、「高岡や植田となら一緒にやりたい」という気持ちが強かったかな。

リージョナルスタイルの仕組み。　－地域にコミットした独立組織－

私＞PM設立時の想いを形にできる事業で、信頼のおける仲間と一緒にまた仕事ができるっていいですね。

社長＞一緒に働く仲間ってやっぱり大事だよね。リージョナルスタイルは2009年9月のサービス開始から25拠点（2022年7月現在）を展開して各地域に密着した転職支援をおこなってるけど、加盟の基準は「一緒に酒が飲めるか」。誰と一緒にやるかっていうのは我が社でも大事にしてるところだね。

私＞確かにそうですね。でも㈱リージョナルスタイルという会社があって、そこのメンバーカンパニーである㈱パーソナル・マネジメントが「リージョナルキャリア熊本・大分」を運営して・・・って、実は最初よくわからない感じでした(笑)

社長＞ちょっと分かりにくいかもね。リージョナルスタイルは、大都市圏から地方へのUターン・Iターン転職を支援する人材紹介会社の全国ネットワークで、リージョナルキャリアは「暮らしたいところで思い切り働く」をテーマに、大都市圏から地方へのUターン・Iターン転職を支援しているサービス名。各拠点で別々の会社がリージョナルキャリア●●を運営している形だね。

私＞キックオフの時には各拠点の人とも顔を合わせますが、それぞれのカラーもあってすごく良い組織だと思います。

社長＞いいよね。地方に人材で困ってる企業は沢山あって、地方に帰りたいって人たちも沢山いて。東京で働くより地方で働いた方が豊かになれるんじゃないかっていう想いもあって。UIターン転職の仕組みを作りたい。じゃあ自分たちでやっていこう！みたいな志を一緒に持てる仲間がいるのは嬉しいよね。

なおかつ、リージョナルスタイルという加盟形式で人材紹介に関してははレギュレーションを作る。それ以外に関しては自由にやってください。みたいな組織の在り方みたいなところも良いなと。一つの会社の中で支店長をやるよりは、その地域にそれぞれの想いをもって接しながら覚悟を持って死ぬ気でやる方が面白いし、本気でやれるよね。

社長＞あとは、リージョナルスタイルに加盟して良かったのは最初からクライスの基準に触れられたことかな。俺ってまあまあ自信家じゃない？だからあまり負けを認めたくない人なんだけど、初めてクライスの研修に参加させてもらった時に、この人たちヤバい！勝てないって思ったね（笑）。求人開拓は前職でもやってたから問題なかったんだけど、面談は初めてのことだったから「求職者の信頼を得る・課題を明確にする」面談はなかなか難しかった…。あとはやっぱり丸山さんが大事にしている人材紹介道というか、こうあらねばならないみたいな正しい人材紹介サービスを知れて強く共感できたのは良かったよね。

私＞リージョナルスタイルの歴史を感じますね。・・・・ところで・・・だいぶ暗くなってきたので、今日はこのあたりにしませんか？(笑)　

社長＞そうね…。まだまだ語りたいところだけど今日はこの辺にしときますか！

（続きは次回）

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