自分のセクシュアリティについて考えてみた話
LGBTQ+のことを聞いたことはあった。でも、私には関係のないことだと思っていた。
たまたま興味を持ったとき、世の中にはいろんな人がいるなと思った。もしかしたら周りにもいるのかもしれないと思った。そしたら、もし誰かが私にカミングアウトしてくれたときに受け止めきれるようになりたいと考えるようになった。
そうやっていろんな考えと価値観を手に入れていくうちに、私はあるものを見つける。それがクワセクシュアル。
クワセクシュアルとは、端的に言うと友情と恋情の区別ができない(しない)セクシュアルのこと、らしい。
これだと思った。「好きな人」と聞いて思い浮かべる人が何人もいる。この人と一緒にいたいと思う人も何人もいる。けれど、それが恋なのかと言われると疑問しか浮かばない。ずっと言語化できないでいた違和感が少しすっきりした。
好きな人いる?の質問が本当に苦手だ。だって相手は、意中の人の仕草にどきっとしたとか、考えると胸が苦しいとか、この人と付き合いたいとか、そういう話を求めているから。「好きな人?いっぱいいるよ」と答えて質問者を困惑させたくはない。たいていの場合その質問者も私の好きな人だから。
でも一方で、これだけでは形容できないような気もした。クワセクシュアルに近い考え方として、デミセクシュアルというものがあるらしい。これは、深く関わった相手にのみ恋愛感情を抱くというものだ。「好きな人」たちへの好きの度合いは、たしかにより深く関わっている人のほうが大きいのだ。
さらには、この世にはサピオセクシュアルというものもあるそうだ。これは相手の知性に恋愛感情を抱くというもの。私の好きな人たちは、読書が好きだったり指摘が鋭かったりジョークが面白かったりする。
私が感じているのは実際には恋愛感情ではないかもしれないから、厳密にはこのセクシュアルではない可能性が高い。でも、なんとなくこの要素も持っていると感じるのである。
要するに、私の心をカテゴライズして型にはめるのは無理ということだ。結局私は私なのであって、それは別に性別に左右されない。このセクシュアリティだからこう、ではなく、この人だからこう、と考えられるように気をつけたいものである。
最後に、あくまでもこれは私の興味の赴くままに調べた結果です。しっかり調べきれてません。この手の話に詳しい方がいらっしゃいましたらぜひいろいろと教えていただきたいです。よろしくお願いします
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?