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星別 性格の活かし方と子育てアドバイス~守備本能編~【算命学/子育て親育ち】

5本能の一つ、守備本能には、陽の貫索星と、陰の石門星があります。
守備本能というのは、文字の通り、自分を守りたいという本能ですが、貫索星は、自分で自分のことを守る、石門星は、集団の中で自分を守る、という意味になります。

☆貫索(かんさく)星の性格と活かし方

貫索星は、職人の星とも言われ、単独行動の星でもありますね。
人はもちろん、なにをするにも結局は一人ですから、自己中心であることは自然なことです。

ただ、貫索星は特に自分に対する意識が強く、他人と距離をおくので、石門星のようにだれとでもすぐに仲良くということはありません。
けれど、一旦信じると、その思いは揺らぐことはなく、思い込みともとられるような執着ににたものになります。そういう面が、他人からみれば、頑固という性格になるのでしょう。

【貫索星を中心星に持つ子どもの育て方】


どんなに時間がかかっても、やろうとしていることは一人でやらせましょう。
親からみれば、それはとても遅く、ついつい手を出したくなることもあるかもしれませんが、何より、誰の手も借りず、自分ひとりでするということが大切ですから、その子のペースを見守ってあげることですね。

「早くしなさい」などと、親のペースで測って急がせたり、手を出したりすると、持ち前の粘り強さや、育とうとする独立心を摘み取りかねません。
自分のやり方を信じて貫き通すことで、貫索星は自我を確立していきます。マイペースでゆっくりと進むことで成長していくのです。

また、いくつものことに手をだすよりは、ひとつのことに絞った方がその良さを活かすことができますね。
友人関係も、八方美人的にだれとでも浅く広くではなく、たとえ少人数でも、深くつきあっていくタイプでしょう。

自分の要求が何でも聞き入れられる環境では、わがままになるので、その点は注意が必要です。

ただ、わがままと見えることも、本人にとっては大切なこだわりであることも多く、頭ごなしに要求を否定するのではなく、本人の意思をしっかりと認めたうえで星が活かせる環境を整えてあげてください。

中心星以外に、貫索星がある場合も、場所によって現れ方は違いますが、頑固、マイペース、強情、融通が利かない という傾向は含んでいます。

☆石門(せきもん)星の性格と活かし方

守備本能の陰の石門星は、和合・協調精神の星です。
自分と人とは同列ですから、違和感なく人の中に入っていけます。だれとでも合わせられる柔軟性をもっているので、集団の中にあって、リーダーとしての役目も担えるでしょう。

ただ、横関係が自然という感覚なので、上下関係に疎く、縦社会においての人間関係で頭を打つことはあるでしょう。
たくさんの人と係わることで学び活かされる星です。

【石門星を中心星に持つ子どもの育て方】


集団に入ることに抵抗がないので、誰とでもすぐに仲良くなれます。
ただ、友達との一体感が強く、自分が楽しいことはみんなも楽しいと思うような独りよがり的な面を持っているので、その関係がうまくいかなくなると何らかの誤解やトラブルが起こることはありますね。

何よりたくさんの人の中にいることがいいので、にぎやかで人の出入りの多い家庭で育つと伸びます。
机の上の勉強より、実際に経験することの中で磨かれるので、集団の中にいる環境をつくるのがいいでしょう。親子での会話も大切ですね。

ただ、上下関係に疎く、自分の思考が自然だと思うので、幼い時から善悪の区別や年上を敬うなどはしっかり教えておきましょう。

中心星以外に、石門星がある場合も、場所によって現れ方は違いますが、和合協調性、社交的という傾向は含んでいます。


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