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親子あるあるシリーズ(Case①-2)~言うことを聞く子供【算命学/子育て親育ちVol.3】
前回の親子あるあるシリーズ(Case①)では、思い通りにしたいお母さんについて書きました。
今回は、このケースの子供について考えてみます。
いくつか挙げてみると、
・親の精神的影響が強い子
・自我が薄い子
・愛情への執着が強い子
・自分の思っていることをうまく伝えられない子
などでしょうか。
星でいえば、精神的影響を受けやすい南や座下に、母の星(玉堂星・龍高星)がある場合。
若年期に、現実エネルギーの低い天馳星・天極星や、受身の天印星、内向的な天胡星があるお子さんも、周り環境の影響を受けやすいでしょう。
また、禄存星や司禄星が多くあると、親の気を引きたい・期待に応えたい故に、いい子でいようとする傾向が強いかと思います。
また、” どちらを選べば、母親は喜ぶか ” を瞬時に感じ取る感受性の強いお子さんも、親の望む答えをしてくれるでしょう。
けれど、そんな母親にとって蜜月のような時は、いつまでも続きません。
あるとき、あれだけ聞き分けの良かった子が、親に反抗したり、言うことを聞かなくなったりします。
さらにやっかいなことになると、親に対して諦めてしまい、反抗することすらしなくなるでしょう。
” どうせお母さんは思い通りにするに決まってる ”
” 私の意見なんてどうせ認めてくれない ” と。
『 思い通りになっていることに満足する母 』と『 内面葛藤が強くなっていく不満足な子ども 』
その先に広がる親子関係の景色がどうなるかは、想像もできますね。
そうならないためには、好きなことも、興味を持つことも、精神的満足を得る事柄でさえ、子供は親とは違うということを心に落としこみましょう。
そして、お互いの思考癖や行動パターンを知り、認め、子供が自然に星を燃焼できるように、支配や管理ではなくサポートしていくことです。
子供のため といいながら、自分を満足させるため にしていないか。
子供の声をしっかり聞いているよ、それを受け入れているよ という姿勢でいるか。
時には、自分をチェックしてみましょう。
また、算命学から見て、いくつかその傾向が強いと思われる星を挙げましたが、知識で理解して囚われるのではなく、しっかりと現実を見て照らし合わせてくださいね。