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星別 性格の活かし方と子育てアドバイス~伝達本能編~【算命学/子育て親育ち】
5本能の一つ、伝達本能には、陽の鳳閣星と、陰の調舒星があります。
伝達本能は、何かを伝えたい・表現したいという本能です。
☆鳳閣(ほうかく)星の性格と活かし方
鳳閣星は、ありのままを正確に伝えます。
アナウンサーや記者のような伝達ですね。物事を客観的に見ることができ、偏ることなく中庸です。
バランス感覚にすぐれていて、公平な判断ができます。
そして、のんびりおおらかに自然体で生きるので、今を楽しく生きることができるます。
食べることや遊ぶことが大好きなおおらかな星です。
【鳳閣星を中心星に持つ子どもの育て方】
天真爛漫で明るく遊びが大好きな子どもで、ゆったり自由に楽しみながら人生を歩みます。
ですから、とにかくすべてのことを急がせないことです。のんびりとした環境で、その子なりのペースを見守ってあげてください。
また話をするのが好きなので、自分が見てきた事や楽しかったことなど話をしているときは、しっかりと聞いてあげてくださいね。
適当に流すのではなく、一緒に楽しんであげることが大切です。
スローテンポにみえても、そのゆとりの中から、偏りのないバランスのとれた特性を育てるのです。
この星は、「食禄の星」ともいわれ、一生食べることには困らないといわれています。
☆調舒(ちょうじょ)星の性格と活かし方
ありのままを伝える鳳閣星とは違って、調舒星は、個人的な感情を通して表現します。
「今日は快晴です」 という鳳閣星に対して、「今日は心が晴れるような快晴で、ウキウキします」 というように、自分を通して個人的な表現で伝えたいという本能ですね。
調舒星を持つ人は、感受性が強く、繊細な面をもっています。
完璧を目指すがために、内面にはいつも自分との葛藤があり、心休まるときがあまりありません。
その孤独な世界の中で、芸術的な才能が磨かれます。
【調舒星を中心星に持つ子どもの育て方】
ひとりで何かを空想したり、考えたりするのが好きです。「夢食う星」とも言われ、自分だけの世界を持っています。
反面、寂しがりやの面をもっていて、感受性が鋭く、繊細です。
完璧主義なところがあり、人とは違うこだわりを持っていますから、個性を重んじて見守りましょう。
よその子と比べたりしてはダメです。感性を磨けるような、芸術や音楽や本に触れる環境に置き、そのような機会をたくさん与えてあげることです。
小さい頃は、すこし育てにくいと感じるかもしれません。気難しいとか、線が細いとか、傷つきやすいとかいう印象でしょうか。
けれど、内面の葛藤や、反発したり反抗したりするすることで磨かれ、独自の世界を創っていくので、とにかくその子なりの個性を大切に見守ってあげてほしいですね。
特に男の子は、「しっかりしなさい。男の子でしょ!」的な鍛え方は、自我が確立されてからがいいでしょう。