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宿命と運命について【算命学】

占いについて時々、「占いは統計学だ」と言われる人がいますが、それは違います。

第一どうやって統計したのか?っていうのも疑問ですし、仮にデータがあったとして、一定の条件において検証することができないですよね。

当たったか当たらないかを判断する個人の感覚は測りようがなく、それを数値化することは不可能に近いです。

また、占いを信じるか信じないかでその判断は分かれ、どう考えても統計として成り立たないんです。

ただ、占い師さんがたくさんの鑑定をしていく中で、蓄積した経験や鑑定結果から得られた、限られた範囲において統計をとれば、という捉え方かもしれません。

さて、占いでよく使う運命と宿命との違いはご存知ですか?

宿命とは、自分の力で選択することはできない ものです。

男に生まれる、女に生まれる
長男として、あるいは三女として生まれる
また、裕福な家庭に生まれるか、金銭的には恵まれない家庭に生まれるかも、自分で選ぶことはできません。

けれど、お金持ちの家に生まれたから幸せかどうかはわからないし、強いエネルギーの星を持つから、強運とはいえないのです。
そういう意味においては、人は皆公平なんですね。

そして、運命とは、自分の力で変えられるもの です。

生まれたその日に与えられた才能や特性をどのように活かし、また、何時、何を選択するかによって、未来は幾通りも違ってきます。

つまり、今の自分はまぎれもなく、過去の自分が選んだ道の結果であり、
また、今の自分がまさに、未来の自分を作っている んですね。

大きい真っ白のキャンパスに、
与えられた絵の具の色(宿命星)で、
どんな絵をどのように描くか(人生行程)
は、あなたが決めるのです。

そして、占いは、自分を知り、その人生工程をよりよく豊かにするための、ひとつのツールです。

ということで、次回からは、十大星について書きますね。



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