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私が占い師になった理由と、今だから私だから伝えられることを書いていこうと思った話【エッセイ/占い】
私は10年ほど前までの8年間、算命学の占い師として活動していました。
その出会いは、中学2年生を筆頭に3人の息子を連れて離婚した頃です。
3人の息子は何を考えているのかわからない年頃でした。
父親の役目をしないと、、、と肩に力が入っていた私とはチグハグで、うまくいくはずもなく、悶々とした日々。
聞き慣れない「算命学」という占いになぜか引き付けられ、救いのことばを求めて鑑定をしてもらったのが始まりです。
そこで、
私は、配偶者運が薄く、普通の家庭を持ちにくい
まとまろうとすると何かが壊れる
異質性があり人と違うことに美学を感じる
一旦思い込んだらなかなか外せない
息子三人は、父親運が薄い初代運
親からの恩恵は受けられないか受け難い
逆に親の恩恵を受けると、運が伸びない
と、驚くほどストンと心に落ちる言葉が多々あって、もっと知りたい・学びたいと思い、迷うことなく養成講座に申し込みました。
約2年ほど通信教育を受けた後、考え方に強く感銘を受けた鑑定師に出会い、弟子にしてほしいとお願いし、指導を受けながら占い師として活動していました。
得意分野は主に家族鑑定で、依頼者を取り巻く人たち(両親・兄弟・配偶者・義父母・子どもなど)の宿命図を観て、現実はどうかと質疑応答を繰り返し、依頼内容について何が問題なのかを紐解いていきます。
家系図の作成から始まり、メール鑑定などはそのやり取りが少なくなく、かなりの時間を費やす作業でした。
けれど、さまざまな問題は、問題だと思われる人だけが原因ではないと思っていましたから、そのスタンスは変えませんでした。
副業でありながら、対面鑑定・スカイプ・メール・電話鑑定と多いときは月に7~8件をこなし、当時の手帳を見返してみると、どんなふうに時間をやりくりしていたのかと不思議に思います。
晩年には精神世界で生きることが自然だという自分の宿命と、人のために何かすることが好きだったこともあり、ライフワークとして一生取り組む気持ちが拍車をかけていたのでしょう。
結果的には、10年前に転職後の本業に影響することを考え、鑑定依頼をすべて休止しました。
現在は、実践鑑定からはすでに遠ざかり、自分や家族・友人の運勢や、気になった有名人を観るというような趣味的な関わりとなっています。
そんな私が、NOTEを始めるにあたり、自分のこれまでの棚卸をしているうちに、やり残したことをもう一度拾いに行こうという気持ちが強まっています。
昔書き溜めた記事を掘り起こしながら、今までの経験等を踏まえて、占い師だった私だからこそ、三人の息子の子育てと奮闘してきからこそお伝えできることを、少しずつ書いていこうと思います。