りゅうせつ

子供たちの生きる環境を丁寧に設定する/幸せを自分で掴んで生きるコツ/生き方をデザインす…

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子供たちの生きる環境を丁寧に設定する/幸せを自分で掴んで生きるコツ/生き方をデザインする/金融リテラシーを全ての子供に/ワクワクする方へ

最近の記事

汚れつちまつた悲しみに

こないだ思わず涙ぐんだことがあって 先月の模試の結果が偏差値37(!)だった息子、親友のコウスケ(偏差値70オーバー)に言ったっていうから、心臓つよ。と思いながら、なんか言ってた?と聞いたら 「伸び代しかねーな」 と なんと優しくあたたかい世界線。 生まれてから10年やそこらで 物心ついてから5年やそこらで 心も身体も変化著しいこの思春期に 「偏差値」や塾のクラス入れ替えテスト、 学校の授業に受験勉強、 厳しい競争にさらされて 合格を手にするその日まで、見えない何

    • 母の日ですってよ

      オレ、すごく後悔したことがあって、先月のSAPIXの入塾テストが問題数も少なくて、文章題も2問だけで、計算も単純だったってコウキが言ってて、あれならお前でも入れたよって言われて、受けとけばよかったよ。 塾の帰りに一緒にラーメン食べながら息子が言った。 あなた、集団は集中できないって、個別指導の塾に行ってますがな。 問題数が少ないってのは、簡単なんじゃなくて、間違えたらいけないやつですがな。 突っ込みどころしかないその後悔よ。 でもさ、そうやって「こうしとけばよかった

      • ワクワクは人生のエンジン

        保育園生活は「遅刻」という概念がなかった。 小学校には時間割というものがある。 今までより1時間以上も早起きで、電車とバスに乗って通学して、初めての環境で疲れてるだろうに、 毎朝ちゃんと起きて自分で支度して、食べるのに1時間もかけていた朝ご飯もちゃっちゃと済ませて 「忙しい忙しいー!」と言いながらパタパタと準備をして「さ、行こう!」とご機嫌で家を出る。 ボタンやファスナーがいくつもついている制服を「最初はめんどくさかったけど、お着換え楽しい!ボタンがたくさんあって面白い!

        • 言の葉

          ピーターラビットのおはなしで、ピーターはマグレガーさんの畑のはつかだいこんを食べちゃうんだけど、この手に持ってるのが、はつかだいこん。 ピーターが畑で食べた野菜は何でしょう? というクイズに、 「金時にんじん!」 と答える娘。 金時にんじん!? 確かに、赤が濃くて細身で、ただのにんじんっていうより、金時にんじんに見える! それにしても金時にんじん…。 お正月準備が盛り上がる年末のスーパーで紹介した、かすかな記憶。 普段の食卓にのぼることはないのに、よく覚えてたなぁ…

        汚れつちまつた悲しみに

          発見は無限大

           いわゆる暖かい家庭で、頼りになるお父さんがいて、いつも笑顔のお母さんがいて、そんな理想のような環境で育つことが大事なんじゃなくて、  何を見て、何を感じて、何を掴んで、何を大事だと思って、どうやって生きていくのかを、  自分の頭で考えて、自分の心で感じて、自分で決めて、自分の力で道を切り開いていくことが大事。  全部、はじめから、自分の中にある。    「自分の力で生きていく」ことは、「たった一人で生きていく」こととは全然違う。    人は一人じゃ生きてはいけない。  

          発見は無限大

          命は「絶やす」ものじゃなく「尽きる」ものだ

           それは、おじいちゃんが死んでからもなお、私に教えてくれたこと。  何もかも考えるのが億劫で、何をしてもそこにあるのはいつも徒労感で、いつの間にか感情の中から喜び楽しむ、あかるい色がなくなってしまっていた日々。  死んだら全部終わって、もう考えなくっても、いいんだなあ  突然そんな風に、「自分で命をやめる」という選択肢がふと湧いた夜

          命は「絶やす」ものじゃなく「尽きる」ものだ

          もう今はないけれど、いつでも、戻っていく場所

          小学校、美術部  とにかく絵をかいたり工作したり、自分の手から、さまざまなものができあがっていくのが、大好きだった。  小さいころから、数字や文字に色がついてみえた私にとって、色ってすごく大切なもので、それは物心ついたころから、仲間のような存在だった。  美術部では、水彩画から油絵、日本画など、たくさんの手法で絵を描くことを教えてもらった。  岩絵具という粒子状の顔料を、膠(にかわ)と水で溶いて絵具をつくる、日本画が特に好きだった。  岩絵具はさらさらした細かい粒子で、

          もう今はないけれど、いつでも、戻っていく場所

          みんな元気になればいい。

          息子がもうすぐ10か月になるという頃、初めての入院をした。 朝少しお熱があっただけなのに、あれ?様子がおかしい、と思ったみるみるうちに、全身を硬直させて痙攣がはじまった。 白目を剥き、片目の眼球はあらぬ方向を向ききって、手足はぎゅっと力いっぱい握られてビクビクと強烈に痙攣していた。 呼びかけても反応はない。 息子の身体は完全に自分のコントロールを失っていた。 まだふにゃふにゃだけど、誰もいない早朝の公園に放てばハイハイしてどこまでもまっすぐ進んでいくこの子が。 いたず

          みんな元気になればいい。

          はじめの一歩はなんと…

          日々考えていることを書き留めておこうと思ってから、あっという間に数年がたっていました。 手帳なのか、テキストデータなのか、携帯のメモアプリなのか。 子供に金融リテラシ―を届ける活動の一環で、「コミュニティ」について教えていただこうとお時間をいただいた方にnoteをおすすめされてから、またあっという間に一年がたっていました。 なんて腰の重い私。自分でもちょっとびっくりしてしまいます。 「書き留めることをスタートできない」この点だけ見るとほんとうに怠惰な私です。書くだけなのに

          はじめの一歩はなんと…