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タミフルを服用するとインフルの再感染率が高くなる事が10年以上前に発表されているのですが、知ってます?

現在、タミフルと同じ作用の抗インフルエンザ薬として
・タミフル(内服/カプセル剤)
・リレンザ(吸入剤)
・イナビル(吸入剤)
・ラピアクタ(点滴剤)
の4種類が認可されています
全てノイラミニダーゼ阻害剤(そがいざい)という薬で
作用は基本同じです
※ノイラミニダーゼという酵素を働けなくする(阻害)するという薬です

効能効果は
インフルエンザウイルスの増殖を抑え
肺炎などの重症化を防ぐ

となっていますが・・
実体は突っ込みどころ満載です

・突っ込みどころ 1
2020年11月5日(木)〜11月7日(土)にアクロス福岡で開催された日本化学療法学会西日本支部総会/日本感染症学会中日本・西日本地方会学術集会(11月5~7日、開催地:福岡市)の合同シンポジウム「感染症・化学療法のパラダイムシフト」で

タミフルなどの抗インフルエンザ薬で治療すると
再度インフルエンザに罹りやすくなる

と報告されてます

https://share.evernote.com/note/8bb5f186-a9d5-450b-a969-571548a55f59

インフルエンザに感染させたマウスにタミフルを服用させたところ、咽や鼻の粘膜で抗体が作られにくくなり、インフルエンザに対する免疫ができ難くなった。
そして、これは人でも同じ結果だった

ということです

インフルエンザ再感染率の報告では
・無治療の場合→9%
・タミフルだけ服用した場合→37
・リレンザだけ服用した場合→45%


タミフルなど抗インフルエンザ薬で治療すると
何もしなかった場合より
4~5倍インフルエンザに罹りやすくなると言うのです

さらに次のような報告がされました
抗インフルエンザ薬による再感染率の上昇を防止するため、クラリスロマイシンという抗生剤を一緒に投与したところ好結果を得られた。

再感染率の低下は

・タミフル+クラリスロマイシン→18%
・リレンザ+クラリスロマイシン→22%

確かに再感染率は下がってはいますが
無治療の場合の9%と比べると
2倍以上再感染しやすいという結果です😱❕

これでは
「服用しない方がまし」というのは明らかです

・突っ込みどころ 2

抗インフルエンザ薬は
ノイラミニダーゼ
という酵素を働かないようにします

上の図はタミフルがどのように効くかという製薬会社の説明です

1、インフルエンザウイルスのヘマグルチニン(H)が
人の細胞の糖鎖に結合して細胞内に侵入し、増殖する

2、増殖したウイルスが飛び出すときノイラミニダーゼ(N)が
糖鎖を切断しウイルスが飛び出し他の細胞に感染していく

3、抗インフルエンザ薬はノイラミニダーゼを働けなくし
糖鎖が切断されなくなる

すると
ウイルスは他の細胞に移ることが出来なくなり
感染が止まる

この様な説明です

この説明では「ノイラミニダーゼ」は
インフルエンザウイルスだけが持っているもの
と感じます

しかし
ノイラミニダーゼは人の細胞にもあり
様々な重要な働きをしています

薬はウイルスだけに効くわけではなく
飲んだ人間の側にも効きます

・タミフルが効かないはずのRSウイルス感染で熱が抑えられた

RSウイルスという
風邪症状を起こすウイルスを使った実験報告があります

RSウイルスはノニラミニダーゼを持っていないので
タミフルで症状は抑えられないはずです

しかし
実験では症状が抑えられました
https://www.npojip.org/sokuho/no155-1.pdf

これは

免疫細胞のノニラミニダーゼが働かなくなり
免疫が抑制された結果

熱などの症状が抑えられた
ことを示しています

しかも

タミフルを使わない場合より
RSウイルスの量が増加していました

ウイルス感染時の発熱など
風邪と言われる症状は
免疫が活性化して免疫反応が起きているために表れる症状なんですね

免疫細胞もノイラミニダーゼを持っていて
免疫細胞が正常に機能するために必要な酵素なんです

タミフル系の抗インフルエンザ薬は
ノイラミニダーゼが働かない様にするので

免疫細胞が機能出来なくなり
免疫反応が抑制されたため熱が下がる
ということが判明したのです

なので
タミフルを服用して熱が下がるのは
ウイルスが増殖出来なくなったから
でも
インフルが治ったから
でもなく
免疫反応が抑制されて
表面的に熱が下がっただけ

という事になります

免疫機能が抑制されると
細菌に対する防御も抑制されるため
二次感染リスクも高くなると考えられます

・突っ込みどころ 3

タミフルを飲まないとインフルウイルスが
ドンドン増えて大変なことになる!!

って、怖がっている方
安心してください!
穿いてます!!(あっ ふるかった?)
じゃなく
飲まなくても増えません(^_^)

普通、熱がバーンと出てから
インフルかも?
ってなりますよね

熱が出た
ということは
免役が活性化しているから表れる症状です

免役が活性化している状態は
免疫細胞から
炎症性サイトカインという免疫成分が
たくさん分泌されている状態になっています

・知っておくとお得なポイント
免疫細胞について
1、普段は活性化してなく最低限の数でパトロールしています

2、免疫細胞は
炎症シグナルを受けて活性化します

ウイルスが細胞に侵入して、細胞内でウイルスが増殖しだすと
細胞は自分が感染した事を知らせるために
ヒスタミンという炎症誘発成分を放出します
これが、最初に起きる炎症です

この炎症シグナルを受けて現場(粘膜)にいる免疫細胞が活性化して
感染細胞ごと破壊していきます

この段階では
炎症性サイトカインは分泌されていないので

体調は普通
咽がイガイガする、チクチクする、痛いかな?
という感じです

この段階が本当の初期です

3、感染が広がって
現場にいる免疫細胞だけで
対処出来なくなってくると
現場の免疫細胞が炎症性サイトカインを分泌しだします

炎症性サイトカインが血液に乗って体内に届くと
体内の免疫細胞が刺激を受けて活性化して増殖していきます

※炎症性サイトカインが増えてくると
熱が出る前のふわふわしたような感じ
節々が何となく変という感じになってきます

増殖した免疫細胞は炎症シグナルに誘導されて
炎症が起きている現場に集まり
感染細胞を攻撃していきます
そして更に炎症性サイトカインが増えていきます

炎症性サイトカインが脳に届くと
体温調整中枢が刺激されて発熱してきます
悪寒がしたり、節々が痛くなったりします

なので
熱か出てインフルかも!
となったときは

ウイルスが感染している現場は
大量のサイトカインが分泌されている状態
です

ウイルスについて
1,ウイルスは侵入した細胞の中で増殖していき
たくさん増えると
細胞から飛び出して
他の細胞に乗り移り増殖していきます
これを繰り返して広がっていきます

2、ウイルスは増殖出来る温度域が狭い
脇下の体温が37℃になっている場合
咽の粘膜の炎症が起きている部位は38℃程度になっています

すると、ウイルスは細胞内で増殖出来なくなります

3、炎症が起きている状態で
ウイルスが細胞から飛び出すと
炎症性サイトカインで分解されてしまいます

つまり、熱が出た段階で
既に
ウイルスは細胞内で増殖出来ない
細胞から飛び出したウイルスは分解される
のです

これは
熱が出た段階で
既にウイルスに感染された細胞は相当程度広がってしまっている

しかし
それ以上、感染は広がらない
と言う状態なのです

この状態で
タミフル必要ですか?

このデータはかなり前のデータです
今は殆どが日本が消費しているのではないかと推測されます

そもそも他の国では
インフルエンザになっても
病院には来ないで
※EU圏の多くの国では来るな!となります

「体を温かく保ち、寝ていなさい」
が基本です

・例の注射、なぜ日本人だけ・・
日本人が人体実験にされてるんじゃないの!!
と騒がれていますね

これがタミフルと何の関係が?
と思われるかもしれませんが

僕は、タミフルは
日本人が自ら人体実験を
すすんでやった最初ではなかったかと・・・

タミフル服用後の異常行動で色々と騒がれましたね

これ
グローバル製薬企業
ぜったい見ていたはずです

恐らく
幼児から高齢者まで多くの人がタミフルを服用したのは
日本人が一番多いはずです

そして
何が起きるか見ていたはずです


全てのグローバル製薬企業は
タミフル以降の抗インフルエンザ薬の開発から
撤退しました

※抗インフルエンザ薬の開発年と開発製薬会社
リレンザ(一般名:ザナミビル)
1989年にビオタ社が世界初のノイラミニダーゼ阻害薬として開発
1990年にビオタ社が現グラクソ・スミスクラインにライセンスを提供
リレンザとして商品化
2000年12月に日本でリレンザが発売

タミフル(一般名:オセルタミビル)
1996年にギリアド・サイエンシズ社(アメリカ)が開発
その後、スイスの製薬大手ロシュ社がライセンス供与を受け、
全世界で製造と販売
日本では2001年2月に保険適用
ロシュグループ傘下の中外製薬が製造輸入販売元

ラピアクタ
塩野義製薬がBioCryst社からライセンスを取得し、日本国内で開発
製造販売承認を取得し、製造・販売
2010年1月21日 薬価基準に緊急収載

イナビル
第一三共株式会社が開発した純国産の抗インフルエンザウイルス薬
2010年10月19日に「イナビル吸入粉末剤20mg」として新発売

ゾフルーザ
塩野義製薬が開発。
2018年2月に製造販売承認を取得
保険収載は2018年3月14日

この様にタミフル以降の抗インフルエンザ薬の開発、発売は
日本の製薬メーカーだけです

グローバル製薬企業の立場で見ると
その理由は明らかでしょう
・日本以外の国ではそもそも需要が少ない

・日本以外の国、特にアメリカやイギリスで日本に起きたような
異常行動で死亡者が出たら、恐らく裁判で負けて
懲罰的賠償金の支払い判決が下されるリスクがある
※他の国の国民は黙ってないですから

となると
撤退、となるはずです

ただ
今年のインフルで未だに日本では
タミフルが品薄になるほど使われている
またぞろ、マスク人が増えている

これを見たグローバル製薬企業は
「日本はまだまだいけるぞ!!」
って、なるでしょうね・・・

そうそう
例の注射
多くの日本人が打ってますよね
あれ
免疫系にかなりの変化をもたらしますよね

その状態の人が
タミフル飲んでどうなるか
人類が初めて経験する事になります

これも
グローバル製薬企業
絶対見てます

あの注射打った方
よくよく注意した方がいいのでは
と思います・・

・社会保険負担が激増して大変ですよね
インフルエンザかもしれないので
病院で検査しないと・・
って、思う人が殆どではないかと思います

僕、それ意味あるの?
って思うのです

インフルエンザ陽性
と出たら
人に移さないように・・
って思う人が多いですが

あの検査は
咽の粘膜にインフルウイルスの
特定部位の
遺伝構造があるか、ないかを見ているだけです

陽性となっても
インフルウイルスが
感染力を持っているか
いないかは判りません

😲~
うっそ~
って思うでしょ・・

Chat先生に聞いてみましょうか?
Q:インフルエンザ検査キットでウイルスが感染力をもっているか、いないかを判断出来ますか?

A:インフルエンザ検査キットは、ウイルスの感染力の有無を直接判断することはできません。

検査キットは主にウイルスの抗原を検出するものであり、ウイルスの存在を確認することはできますが、そのウイルスが活性化しているか、感染力を持っているかを判断することはできません。

検査キットの主な特徴と限界は以下の通りです:

  1. 抗原検出:検査キットは、インフルエンザウイルスの特定のタンパク質(抗原)を検出します。これはウイルスの存在を示しますが、その活性状態を示すものではありません。

  2. 感度の限界:検査の感度は約54.3%とされており、発症から24時間以内の場合、偽陰性の可能性が高くなります。発症から24時間以上経過すると感度が20〜30%上昇します。

  3. 検出可能期間:インフルエンザウイルスの感染可能期間は症状出現1日前から解熱後2日までとされていますが、検査キットはこの全期間を通じて同じ精度で検出できるわけではありません。

  4. 総合的判断の必要性:インフルエンザウイルス感染の診断は、検査キットの結果のみで行うべきではなく、他の検査結果および臨床症状を考慮して総合的に判断する必要があります。

したがって、インフルエンザ検査キットはウイルスの存在を示す有用なツールですが、ウイルスの感染力や活性状態を直接判断することはできません。感染力の評価には、臨床症状の観察や追加の検査が必要となる場合があります。

Citations:
[1] https://soujinkai.or.jp/himawariNaiHifu/influenza-test/
[2] https://mainichiclinic.jp/column/インフルエンザの検査方法について/
[3] https://nana.clinic/flu_test/
[4] https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/ivdDetail/ResultDataSetPDF/670773_30200EZX00090000_A_02_01
[5] https://www.fujirebio.co.jp/products-solutions/espline/pdf/EL_SARS-CoV-2AB_PROCEDUREFAQ.pdf
[6] https://washio-jibika.com/blog/結局、コロナの検査とインフルエンザの検査は/
[7] https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000023353.html
[8] https://www.niid.go.jp/niid/images/lab-manual/influenza20190116.pdf

です

そもそも、熱が出て
インフルかも?
ってなり、病院行きますよね・・

その時点で、免役が活性化して
炎症性サイトカインが大量に分泌されています

ということは
ウイルスが細胞から出た途端
サイトカインで攻撃されてバラバラになります

当然
感染力はありません
これ
コロナでも同じです

ウイルスが人に移る事が出来るのは
症状が何も表れていない段階です

症状が表れた段階は
既に免疫によってロックされているので
人に移ることは出来なくなっています

咳、ゴホゴホている人がいたから
あの人から移った
って思うのは
その様な情報を刷り込まれているからですよ

洗脳情報は
その段階から仕掛けられているんです(゚Д゚)

なので
病院で検査しても
まあ意味はないと考えます(僕は)

病院で検査して
薬もらって
全て保険が使われています

保険で賄われた分は
後で給料から天引きされます

社会保険料を減らして!!
って言っても
まあ、減らすつもりあるのかないのか
一向に動きません

一人一人が考えて行動するしかないんでは?
と思いますが・・

僕?
僕は風邪もインフルも全くならないのですが
なった時は、僕も家族も
漢方で治しています

今まで万のオーダーで
風邪、インフル、コロナ
漢方で治療しています

肺炎になった方
脳症になった方
一人もいません
治るの
圧倒的に早いです

※新型インフルエンザが出る前は
24~48時間程度で治ってました

新型インフルエンザ以降
一旦熱が下がり
平熱が24時間程度続き
また
38℃台の発熱が24時間程度でる
二峰性発熱(にほうせいはつねつ)
というパターンが多く見られる様になったので
その分、時間がかかるようになってますが
それでも早いです

当然
タミフルなどの抗インフルエンザ薬
使いません

解熱剤も使いません

漢方で試してみたいと言う方
ご連絡下さい

あっそうそう
ウイルス感染時の発熱で解熱剤を服用すると
治るの
うんと遅くなりますよ

解熱剤で熱が下がると
炎症性サイトカインが分泌されない状態になります

すると
ウイルスが元気になり
感染が広がっていきます
当然、治るまでに時間がかかります

解熱剤の効果が切れたとき
ウイルスに感染されている細胞が増えているので
免疫細胞が
もっと戦力を高めようと
より多くの炎症性サイトカインを分泌します

なので
より高い熱が出るようになります

解熱剤使わなければ
40℃以上の熱が出ることは殆どないですよ

今回は長くなってしまいましたので
気持ちが落ちつくように・・
1曲ご紹介
オリジナルはレオン・ラッセル(かなり旧いから知らない方が多いかと)
の名曲
A Song For You をなんと 尾崎亜美さんが歌ってます
レオンとは違う味わい
けっこうロックしていると思います
尾崎亜美さんって
こんなんだったんだ、て認識を改めさせられました


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