やる気が出ない原因はストレス?疲れを回復させる方法とは
「最近やる気が出ない」
「何をやっても楽しくない」
「休日は寝てばかり」
このようなお悩みはありませんか?
「やらなければならないのに、なかなかやる気が出ない」と感じることは誰にでもあります。しかし体がだるくて無気力な状態が長く続いているなら、疲れが蓄積しているのかもしれません。
この記事では、やる気がでない原因を追求。気力が湧かないときの過ごし方を紹介します。
長期的に体調を改善させる漢方薬についても触れていますので、無気力状態から脱出する参考にしてくださいね。
やる気が出ない原因は何?
「なんだかやる気が出ない」と感じるのは、不規則な生活が原因かもしれません。心身に疲れやストレスが溜まっている状態も、無気力状態におちいりやすくなります。
また生活に楽しみ、やりがいがない場合も、モチベーションが下がりますよね。加えて生理前後、妊娠中は体の不調とともに精神状態が不安定になる人が多いのではないでしょうか。
睡眠・食生活のバランスが崩れている
「寝る時間が決まっていない」「食生活が偏っている」など、生活リズムのバランスが崩れていませんか?
慌ただしい毎日を送っていると、生活が不規則になりやすいですよね。しかし不規則な生活を続けると、ストレス耐性が弱くなる傾向があります。
「体が重い」と感じているなら、寝不足が原因かもしれません。寝不足が続くと体の疲れが取れにくくなります。
睡眠前にスマホを使用することも、疲れがリセットできない原因の1つです。睡眠前のスマホの使用は、ブルーライトの影響だけでなく、SNSによる人とのつながりがストレスになるケースもあるでしょう。
また食事のバランスが乱れ、栄養不足が原因でやる気が出ないことも。「頭が働かないから」という理由で、栄養ドリンクを過剰摂取する人もいるのではないでしょうか。
栄養バランスの取れていない食生活が体の不調につながり、あなたを無気力状態にしている可能性があります。
心身に疲れ・ストレスが蓄積している
体が疲れ、心がすり減っているときは無気力になりやすいでしょう。「体がだるい」「いつも眠い」と感じてやる気が出ないなら、心身に疲れが蓄積しているのかもしれません。
心身の疲労が発散できなければエネルギーが尽き、やる気が出ない状態になります。
なかでもプレッシャーを感じやすい仕事、役職を抱えている人は人間関係のストレスが溜まりやすい傾向があります。またプライベートで悩みを抱えている場合も、モチベーションが下がりやすくなるでしょう。
体と心が疲れていることに気づかない人は、意外と多いようです。頑張るためのエネルギーを取り戻すには、休息が必要。心身を充電することが大切です。
楽しみ・やりがいがない
仕事や家事に対して、やりがいや楽しみがない状態は脱力感、無気力を生む原因の1つ。効率的に物事を進めるのは大切ですが、ルーティン化した毎日を過ごしていると、楽しみ、やりがいが見出せなくなります。
また成果に値する評価、報酬が得られない場合も、やる気が出ない状態になりやすいでしょう。あなたの行動、努力に対する評価が得られなければ、何のために頑張っているのかわからなくなってしまいますよね。
もし日常に楽しみ、やりがいが見出せないなら、新しいことをはじめるとよいですよ。たとえば、趣味や習いごと。
退屈しないように適度な刺激を受け、ワクワクする気持ちを持つことで、やる気がない状態が改善できるかもしれません。いままで出会うことがなかった人とのコミュニケーションも、モチベーションが上がるきっかけになるのではないでしょうか。
生理前後は無気力になることがある
生理前後、妊娠中はホルモンバランスが崩れます。体調不良には個人差があるため、理解されにくいようです。
体調不良に加えて、ネガティブ思考になりやすいこともやる気が出ない原因。不調なときは無理をせず、ゆっくりと休みましょう。
生理中の体調不良に関しては、こちらの記事を参考にしてください。
やる気が出ないときの過ごし方|疲れを回復させる方法
疲れを回復させるためには、ゆっくり休むことが大切です。やる気が出ないときは、以下の過ごし方をおすすめします。
完璧を求めない
自然と触れ合う
何もせずのんびり過ごす
生活リズムを整える
まずは無理をせず、肩の力を抜いてリラックス。休息を取って疲れた心身をリセットしましょう。
完璧を求めない
周囲の人と比較したり、自分を責めたりしていませんか?
何に対しても真面目に取り組む人は、完璧を求める傾向があります。
完璧を求めて物事に取り組む姿勢は素晴らしいことですが、人は無気力な状態が続くと、自尊心が低くなりやすいもの。「やる気が出ないのは恥ずかしいこと」「自分は根気がない人間だ」という考えが浮かびやすくなります。
やる気が出ない原因を探しはじめて深みにはまり、無気力が助長することもあるでしょう。
ネガティブな考えが頭をよぎったときは、支障が出ない程度に手を抜き、人の手を借りましょう。誰かに頼り、肩の力が抜けると気持ちがラクになりますよ。
自然と触れ合う
疲労が蓄積してやる気がでないときは、近所の公園を散歩したり、景色のよい場所に出かけたりして自然と触れ合ってみましょう。
旅行に出かけることも気分転換になりますよ。川のせせらぎや木々が風にそよぐ音に耳をすませると、心が解放されていきます。いつもとは違う環境に身を置いて、羽を伸ばしましょう。
何もせずのんびり過ごす
やる気が出なくて何も手につかないときは、目的を作らずのんびりと過ごしてみましょう。強制や義務から解放されると、あなた本来の穏やかさを取り戻せます。
たとえば、以下の方法はいかがでしょうか?
お気に入りの音楽を聞く
カフェでのんびり過ごす
友人とおしゃべりを楽しむ
日頃から頭をフル回転させていると、誰でも疲れてしまいます。やる気が出ないときこそ、のんびりと過ごす時間が必要です。
生活リズムを整える
規則正しい生活は、心身の健康を取り戻すための近道です。決まった時間に寝起きすることを心がけ、バランスのよい食生活を目指しましょう。
生活リズムが崩れていると、体だけでなく心にもゆとりがなくなります。やる気が出ないときは、心身を労わることが大切です。
どうしても食事だけで栄養を補うことが難しい場合は、サプリメントや漢方を取り入れる方法が有効です。
体と心はつながっています。やる気が出ない状態から脱出するために、体調を整えることからはじめましょう。
食事、睡眠に関してはこちらの記事を参考にしてください。
体がだるくてやる気が出ないなら漢方薬がおすすめ!
「体がだるくて思うように仕事が捗らない」と感じているなら、日頃から愛飲している栄養ドリンクを漢方薬に替えてみてはいかがでしょう?
仕事や家事は体が資本。これからもあなた自身が輝き続けるために、まずは体を大切にしませんか。
要注意!栄養ドリンクの落とし穴
「頭が回らないと仕事にならない」「食事が不規則だから栄養を補いたい」と考え、日常的に栄養ドリンク、エナジードリンクを摂取していませんか?
たしかにドリンク剤を飲むと、体が元気を取り戻したように感じるかもしれません。しかしそれは一時的なもの。ドリンク剤にはアルコールやカフェイン、糖分が含まれており、毎日飲み続けることで、糖尿病や肥満のリスクが高まります。
体の健康を考えるのであれば、一時的に元気を奮い起こす栄養ドリンクではなく、自然由来の漢方薬を試してみませんか?
漢方薬は長期的な服用によって、体調を改善していくことを目的につくられています。自分自身の体と心を大切にすることが、あなた本来の元気につながりますよ。
心身を元気にする「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」
体力が落ちているときは、体がだるくてやる気が出ないでしょう。精神的に不安定な状態にもなりやすいものです。
体のだるさがあなたのやる気を奪っているなら、漢方を試してみてみませんか?
おすすめの漢方薬は、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)です。
補中益気湯は医王湯(いおうとう)とも呼ばれる漢方。元気をサポートする漢方薬の代表格です。おもに胃腸の消化・吸収機能を整え、病気に対する抵抗力を高める効果が期待できます。
補中益気湯に期待できるのは、以下の効果です。
エネルギー補給
滋養強壮
ストレス発散
免疫力アップ
漢方薬はあなたのエネルギーを支えるサポーターです。慌ただしい毎日を過ごしてお疲れ気味の体と心に、元気を取り戻すきっかけになります。
やる気が出なくても自分を責めずに心身と向き合おう
体と心が疲れたときは、自分自身を労わることが必要です。やる気がでないときは無理をせず、ゆとりのある生活を送ることで元気を取り戻しましょう。
大切なのは、あなたが自分の体と心に対して素直になることです。
不調の根本を改善したいなら、栄養剤ではなく、自然の力を持った漢方薬が有効です。長期的な健康のために、疲れにくい体づくりをはじめましょう!
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