ハーブティーで疲労回復!おすすめのハーブティーを紹介
「疲れが取れない」
「寝つきが悪い」
「なんとなく気持ちがすっきりしない」
そのような症状に、古くからハーブティーは処方されてきました。
ハーブティーには疲労回復や美肌効果などの数々の効能があります。
疲れた時にハーブティーを飲むと、ホッとしませんか。
この記事では、ハーブやハーブティーの疲労回復効果を解説します。
1日の疲れをハーブティーで癒やしてはいかがでしょうか。
疲労に効くおすすめハーブティー5つ
疲労回復におすすめのハーブティーを5つご紹介します。
おすすめするハーブティーには、疲労回復につながるビタミンと植物酸がたっぷり。
疲労回復に効果的なビタミンの働きについては、こちらの記事をご覧ください。
関連記事>> 疲労回復に必要なビタミンの働きを薬剤師が解説
①ハイビスカスティー
梅干しに似た香り
弱い酸味
クエン酸を疲れた時にとるとよいと聞いたことはありませんか?
独特の酸味がある真っ赤なハイビスカスティーには、クエン酸やリンゴ酸、ハイビスカス酸などの植物酸がたっぷり含まれています。
クエン酸は疲労物質を外に排出し、体内エネルギーの代謝を高め、眼精疲労、食欲不振などの疲労回復を助けます。
また、カリウムが多く含まれているので利尿作用があり、むくみや便秘、二日酔いにも効果的です。
②ルイボスティー
オレンジを思わせる香り
すっきりしたさわやかな味
南アフリカの先住民が、不老不死のお茶として日常的に飲んでいたお茶として知られています。
疲れの原因となる活性酸素の除去機能が高く、疲労の回復に効果的です。
ルイボスティーはカフェインが含まれていないので、おやすみ前の1杯にぴったり。
また冷え性にも効果的といわれており、就寝前に体温を上げておくと、睡眠の質が高いものになります。
ルイボスティーはミネラルも豊富。
体内に不足しがちなマグネシウムが多く含まれており、飲酒後のミネラル補給によいといわれています。
しかし、マグネシウムの過剰摂取でおなかがくだる可能性もあるので、飲み過ぎには注意しましょう。
③レモンバームティー
レモンのさわやかな香り
ポプリ、入浴剤、食用に用いられる
レモンバームはミントの一種です。
ビタミンC、ポリフェノール、タンニンが特に豊富に含まれていて、ストレスによるイライラを、心身ともに落ち着けてくれます。
また沈んだ心を元気付けてくれる働きも。
レモンバームの香りが、認知症機能の改善に効果があるのではないかという研究も進められているようです。[4]
④ローズヒップティー
甘くさわやかな香り
ほのかな酸味
天然のビタミンC、ビタミンEを豊富に含むとともに、以下の栄養素がたっぷり含まれています。
リコピン
βカロテンなどのカノテロイド
果実酸
フラボノイド
食物繊維のペクチン など
ローズヒップティーは肉体疲労時だけでなく、インフルエンザやストレスによる体力消耗にも有効です。
また、コラーゲンの生成を促進して肌の張りを整え、美肌に導いてくれる嬉しい作用も。
他のハーブとも相性がよく、ブレンドティーとしてお見かけすることが多いです。
ハイビスカスティーとブレンドして、少しはちみつを加えると甘酸っぱさがクセになりますよ。
⑤カモミールティー
フルーティーな優しい甘い香り
リラックス効果が高く、人気のカモミールティー。
心を落ち着かせる効果と消化を促進する効果に優れています。
食べ過ぎ・花粉症・風邪の症状などの改善に用いられます。
リラックス作用がとても高く、質の高い睡眠に導きます。
不眠気味の方は、おやすみ前の一杯にいかがでしょうか。
しかし、妊婦の方やブタクサアレルギーがある方は避けた方がいいというデータもあります。[5]
自分の状況や体質を知った上で、選んでくださいね。
ハーブティーのいれ方や飲み方を紹介
ハーブティーは少しの工夫で、美味しくなります。
体や肌に嬉しい効果を持つハーブティーを、うまく生活に取りいれましょう。
ハーブティーのいれ方
ティーポットに1人あたりスプーン1杯程度のハーブをいれます。
沸騰したお湯を注ぎます。
ポットの蓋をして、3分以上置きましょう。
ティーカップにお湯を注ぎます。
カップが温まったらお湯を捨てましょう。これが、ハーブティーを美味しくするひと手間です。ティーポットを軽くゆすって濃度を均一にし、カップに注ぎます。
注ぎ終わったら、ポットから茶こしを上げておくと苦味が出ず美味しくいただけます。[6]
ティーバックを使うと簡単に、美味しいお茶をいれることができますよ。
また、濃いめにいれたハーブティーに氷を加えるだけで、美味しいアイスティーにもなるので試してみてください。
ハーブティーの効果的な飲み方
ここでは、ハーブティーの効果的な飲み方を紹介します。
胃が空っぽの時間に
数時間おきに
香りを楽しみながら
それぞれ見ていきましょう。
胃が空っぽの時間に
基本的には食後に飲むものとされていますが、症状によっては胃が空っぽの食間時や、就寝前に飲んだ方が効果的な場合があります。
例えば、リラックス効果のあるものは就寝前に飲むとよいです。
カモミールティーを就寝前に飲むのが日課にするのもおすすめです。
数時間おきに
ハーブティーは、こまめに飲むことが有効成分を体に留めておくポイント。
起床時
朝食後
昼食後
夕食後
寝る前
と1日5回飲むのもよいですね。
外出時はタンブラーで持ち歩くのもおすすめです。
ただし、ハーブティーによっては目が冴えてしまったり、お腹を下してしまったりすることもあるので、無理のない範囲で飲むようにしましょう。
香りを楽しみながら
ハーブティーはアロマセラピー効果も期待できます。
好きな香りを見つけ、それを楽しみながら飲むと、さらにリラックス効果が高まります。
1日がんばった体にご褒美をあげましょう。
お疲れ気味の体に、ハーブティーで疲労回復!
おすすめのハーブティーを紹介しました。
ハイビスカスティー
ルイボスティー
レモンバームティー
ローズヒップティー
カモミールティー
疲労回復に効果的なハーブティーで、ホットでもアイスでもおいしく飲めます。
はちみつを加えても美味しいですよ。
体や心にも優しいハーブティーを、生活に取りいれて見ましょう。
しかし、誰でも安心して飲めるというわけではありません。
妊婦さんや、アレルギーをお持ちの方には避けた方がよいハーブもあります。
不安があれば、薬剤師やハーブ専門店に相談してみてください。
【参考】
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