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2024.02.21

こんにちは。

プラスディーアンドシー合同会社(+d&c)
PR担当、コーディです。



今から遡ること113年前の
1911年(明治44年)。

文部省が授与した文学博士の称号を
「自分には肩書きは必要ない」と
夏目漱石が辞退したことに由来して、

2月21日は「漱石の日」


とされているそうです。


ということで
今回は「本」繋がりで
お届けいたします。


「本の力を、生きる力に。」を
合い言葉に、

本に触れる文化づくりと、
教育の質の向上を目指して

世界の子どもたちに
絵本を届ける活動を続けられている

公益社団法人
シャンティ国際ボランティア会 様の

ファクトブックを
共有させていただきます。



本を通じた教育文化支援活動


詳しくは、上記のリンク先の
ファクトブックをご覧いただきたいですが、


1980年から始まった
主な活動としては、
紛争地域や少数民族が暮らす地域に
現地の人が読める本や教材を届けて、

学校や図書館の建設を含めた
「学び続けられる仕組みづくり」を
行われてきました。


1999年からは
「絵本を届ける運動」として

アフガニスタン、ミャンマー、
ラオス、カンボジア、等に

298タイトル、総数381,237冊

の翻訳絵本を届けられており、

そこには、

絵本を通して
たくさんの物語や言葉を知る
喜びに出会って欲しいという
願いが込められているそうです。


また、

今年で活動開始から25周年を迎え、
これまでの歩みをまとめた
特設サイトも
1月にリニューアル公開されていました。


サイト内では
絵本を手にした現地の子どもたちも
たくさんのステキな笑顔を
見せてくれているので

ぜひご覧ください。



古くて新しい、本との出会い方


ここで、
本をテーマにした
トピックをもうひとつ。


ファッションや生活雑貨の
企画・販売をされている
フェリシモさんの

1999年まで取り組まれていた
絶版になった名著を
みんなで復活させるプロジェクト:

「復刊リクエスト」


が昨年10月、
24年ぶりに再開されました。


今回は

ブックディレクターの
幅允孝さんが

「お守りになる本」
というテーマで選書された

『人はかつて樹だった』

という
長田弘さんの詩集だそうです。


幅さんは、選書の理由について

時間の奪い合いが激しい中で、
長い小説とはなかなか
向き合えないかもしれない。

ただ、詩なら、さらっと手に取って、
ひとつだけ読むことも、読み返すこともできる。

また不思議なのは、
二度と同じように読めないこと。
以前の時の感じ方と、
違った角度で入り込んでくるところがあって。
小説でもありますけど、
詩はそれをより分かりやすく感じます。

詩歌は古来から長らく人が書いてきたもの。
それもあり、元来我々日本人のDNAに、
すっと入ってくるところがあると思うんです。

せっかく日本語が母語である僕らだからこそ、
詩を読むことをおすすめしたい。

https://www.felissimo.co.jp/gopeace/fukkan/〈一部を抜粋・要約〉

と語られています。

読み込んで、
内容を頭で理解するというよりは

立ち止まって、
ニュアンスや行間や余韻を
その時々の心で感じる、

詩を読む時間は、
自分自身をシンプルでフラットな状態に
してくれるという意味で、

現代に生きる私たちにとっての
「お守り」のような存在と
おっしゃっているのかな、と思いました。


文字通り心に響く、
ステキな伝え方ですね。


こちら、

じつは締切間近で
2/25までに、
1000人のリクエストが集まると、
復刊が実現するとのことです。

ぜひ、特設サイトをご覧ください。



***



今回は「本」をテーマに
まとめさせていただきましたが、


様々なFACTBOOKや
社会課題への向き合い方を通じて

その企業や団体が
存在する意味や社会の現状、
その原動力となる「想い」から

ヒントや気づきを得ていただき、

ぜひ、今後のPR活動に
お役立ていただけましたら
幸いです。



>> +d&cのお仕事内容やFACTBOOKは
こちらからご覧いただけます。