2024.04.17〈人口減少社会で働き手を増やすために〉
こんにちは。
プラスディーアンドシー合同会社(+d&c)の
PR担当、コーディです。
過日、川勝静岡県知事の辞意表明により
リニア中央新幹線の工事進展の
期待感が広がっていましたが
実は、静岡以外の地域にも
工期が遅れている現状があるとの指摘も…
また、
大阪万博の会場建設も
資材の費用高騰や人出不足で
予定通りには進んでいないとの
報道もあることから
今回は
この4月より
時間外労働の上限設定がなされ、
「2024年問題」としても注目されている
建設業界の「人手不足」
をテーマといたしました。
そこで、
株式会社うるるさんの
業界研究③
建設業界の人手不足を
考察します!
オープンファクトブック#10
について共有させていただきます。
こちらでは内容のごく一部だけ
引用させていただきますので
詳細はぜひ上記のファクトブックを
ご覧ください。
需要の増加にもかかわらず
就業人口が減少している
建設業界
クラウドワーカーという新しい労働力と
ITを掛け合わせて様々なサービスやシステム開発を
手がけられている株式会社うるるさんは、
業界ごとの労働力不足の状況を
ファクトブックとして公開されています。
そのひとつ、
建設業界のファクトブックによりますと
という現状があるとのことです。
ピーク時の
685万人(1997年平均)から
20年余りで3割減少
とのことで
若年層の減少を中心に
業界全体で就業人口の
減少に歯止めがかからない、
という現状が
より身近に、リアルに感じられ、
とても驚きました。
合わせて、
建設業界の重要トピック:
「職人技の継承」の部分では
高齢化も大きな問題のようです。
また、
うるるさんのファクトブックでは
人手不足の解消策で
民間事業者にできることとして
を挙げられていました。
特に、
というデータが
国土交通省の資料より抜粋されており
今後、ロボットやAI、ICTとの組み合わせて
業務の自動化・効率化を図ることで、
事務系職員に限らず、
業務の主体を女性にシフトすることも可能で、
効果も現れやすいのではないか、
と考察されています。
時間外労働の上限設定が
業務の効率化、自動化を含めた
新しい働き方や仕組みを模索する
きっかけになるとよいですし、
うるるさんが公開されている
他の業種のファクトブックも
気づきやヒントの宝庫なので
多くの人に
ご覧いただけたらと
思いました。
現場監督の残業時間を7割減
大注目の建設業特化型BPO
もうひとつ、同じ建設業界の話題で
株式会社KMユナイテッドさんの
https://www.coassist.jp
「建設アシスト」というサービスについて
共有させていただきます。
先述の「「2024年問題」にもありますように
残業時間短縮が急務の建設業界なのですが、
例えば、
建設現場の現場監督の仕事の半分は
ノンコア業務と呼ばれる書類仕事。
KMユナイテッドさんの「建設アシスト」は
この書類仕事の部分だけを
BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)
として委託してもらい、
現場監督が監督の業務に
集中してもらえるようにするサービスです。
しかも、
この建設アシストの外部委託(BPO)は
業務プロセスの改善や生産性向上などの
ノウハウも有しているので、
DXも含めた自動化や効率化を
スムーズに進められるという
効果もあるそうです。
また、建設アシストには
といった、
業界経験者及び専門知識を持つ人材が
以前とは違った形で活用されているところも、
双方にニーズとメリットがあり
とても社会性が高い仕組みだと感じました。
労働力不足に悩む他の業界にも
応用できそうですね。
大変注目されているKMユナイテッドさんですが、
直近ではテレビ出演もされていらっしゃるようです。
建設業界のベンチャー企業として
新しい仕事の創出や新たな人材の発掘に
挑戦されていて、
すてきだなと思いました。
今回のお話しが
お役に立てましたら幸いです。
>> +d&cのお仕事内容やFACTBOOKは
こちらからご覧いただけます。