セカンドライフ、良妻賢母の呪縛いつまで引きずる?
月曜日ですね。
そして、10月も最後の一日です。
ハロウィンでもありますね。
少しづつ、普段やらない掃除を進めたり
今年中にやっておきたいこと、
来年、進めたいことをリストにして
今一度、整理したいなと思っています。
皆様は、どんなことをお考えでしょう?
お客様に見る、良妻賢母(良夫賢父)の呪縛
今までの人生に後悔はない。
家族の為に頑張って来たことは
間違っていない。
でも、セカンドライフでは
違う自分を発見したい!
そう思っている人がかなり沢山いると
思います。これは、男性、女性関係なくです。
自由になりたい!
でも、何をすればいいのかわからない・・・
自由って難しいし、孤独なものです。
やりたいこと探しをしようとして、
色々勉強したいと思っても
最初に家族という壁にぶつかってしまう。
30代、40代の世代は、
色々情報も豊富で既にデジタル社会
男女の平等だし、ジェンダーレス、グローバルと
背景が違うので各々が自分の人生を生きることを
主張することにある意味慣れていると思います。
でも、50代以上の人は、
深く意識の底に埋め込まれた呪縛に
とらわれている場合が多いように感じます。
女性は良き妻、良き母であること。
男性は大黒柱、強い父であること。
その役割が強く与えられていることが
自然に受け止められる人であれば良いけれど
違和感を感じたり、辛いと感じる場合も
ありますよね、当然。
子育て中は、それほど違和感を感じる暇もなく
時間が過ぎ、セカンドライフではその思いが
溢れ、吹き出すことが多いのではないでしょうか?
特に女性は、子供が自立することで
否応なくその課題と直面することになります。
実は今、接しているお客様も
まさに良妻賢母という呪縛をどう解き放つかの
部分でもがいでいるように見えます。
恐らく、一番大きく、強い壁は
自分自身なのではないかと感じています。
言い出せない自分、自由を怖がる自分
長い間、安全であったところから
一歩踏み出すって怖いから・・・
挫折や失敗も長い目で見れば人生の糧です。
50歳も過ぎて、
何か新しいことを始めようとか
思い切ったことをするというのは
ハードルが高いと思うかもしれません。
人生は長いですが、
うかうかしているとあっという間に
過ぎていくのも事実です。
長く良妻賢母(良夫賢父)であり続けた人ほど
旦那様(妻)に言い出せない何かがある。
特に専業主婦でやって来た女性は
意味不明な遠慮があったりします。
でも、結婚して何年ですか?
20歳で結婚しても30年です。
この先は倍以上の時間があるかもしれなくて・・・
挫折しても失敗しても取り返す時間は
十分にあるし、取り返せなくても
人生という単位で見れば糧になっている。
きっと、新しい家族の関係性も
見えてくるのではないかと思います。
前半の人生での家族の歪みを
ちょっとづつ修正していくのが後半なのかも?
どうしたって、家族には役割が必要に
なってくると思います。特に子育て中は
一人では全部抱えきれない・・・
それをすると、歪むし潰れるし、
下手すると憎しみが生まれたり、
怨念になってしまうかもしれません。
でも、ほとんどの場合
自分の苦しさをわかって欲しいという
感情のぶつかり合いだったりする。
家族であっても、簡単に気持ちはすれ違う。
私は、一生懸命にやっているのに
わかってくれない、評価されないとか
思うように受け入れられないことに
辛さを感じているだけだと思います。
私もつい最近になって
こんな風に考えられるようになりました。
渦中にいる時にはわかりません。
一歩引いて、ゆとりある気持ちを持てたときに
始めてわかることなのかもしれません。
だからこそ、セカンドライフがとても
素敵な時間になるのでは?と気づいたのです。
許しあうということが出来る時間だから
セカンドライフでやりたいことは
自由になることと、許しあうことなのでは
ないかと思うのです。
セカンドライフでは、
男女の役割が逆転したっていい
私は、そんなに子供が好きという
タイプではありません。
それでも女に生まれた以上は
子供を産んで育てるということを
経験したいと思いました。
それなりに一生懸命に子育てをした
つもりだけど、上手くいったかどうか
自信はありません・・・
同じように、男に生まれた以上は
仕事で成果を出し、家族を養うという事を
やらねば、頑張らねばと思ってきた
お父さんは多いはずですが、
果たしてそれが自分に向いていたのか?
成果を出すことが出来たのか?
家族にとって良かったのか?など等
思っている人も多いのでは?と感じます。
でも、時は戻せないという事実・・・
セカンドライフでは、
奥さんが働いて、ご主人が家事をメインで
担当するという事だってあるはずです。
奥さんの方がかなり若い場合など
ご主人が先に引退して奥さんがバリバリ
働くことだって珍しくない。
そうでなくても向いている役割を
分担することだって出来るわけです。
セカンドライフは自由なのです。
一度、リセットして自由になりたい
これからを思う時だからこそ
やってみて欲しいこと
さあ、これからは自由になって下さい。
と言われると一体どうしたらいいのか?
そんな風に思うことも多いですよね。
自由って厳しくて、孤独だし
自分の足でしっかり立つ必要があって
なかなか難しいものです。
どうしたらいいの?
って悩むのは当たり前ですね。
そんな時誰でも出来ることって何かと
考えた時それは、身の回りの片付けや
整理なのでは?と思うのです。
片付けながら、自分と語り合うといった
イメージです。
こんなこともあったな、
あんなこともあったなって思い起こすことも良し
こんなものもあったのか?これはもう必要ないなと
確認するもよし、これこそ自分との対話です。
あらあら、こんなところにカビが生えているとか
大変、屋根から雨漏りしている?って
気づいたり、色々な大切な情報をキャッチ
することだって出来るのです。
こうやって考えると、年をとるのも
楽しみにすら思えてくるのでは?
人間必死で走っているときは
周りの景色すら見えないものです。
でも、必死で走った経験は無駄ではなく
きっと糧になっています。
素敵な自分に気づいたら
きっとこれからが楽しみになる。
それぞれの状況で環境で出来ることを
思うように出来るのが後半の人生で
あるようにやってみましょう!
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